スマホ・タブレット レビュー

Xperia pro(MK16a)を何日か使った感想

Xperia pro(MK16a)を何日か使ってみた感想を書きます。

本機の概要や外観についての感想は以前の記事を御覧ください。

プラスエリアについて

FOMAプラスエリアは標準のままで掴むそうです。

日本語環境

全くと言っていいほど問題ないと思います。初期設定の段階で日本語を選択可能でメニューやアイコンも全て日本語で表示されますし、入力においても日本語に対応した「POBox Touch」が標準でインストールされているので困りません。まるで日本向に投入された端末のように使うことができます。

端末情報

前回記事でも掲載しましたが端末情報は上の画像のとおりです。Androidバージョンは「Android2.3.3」、カーネルバージョンは 「2.6.32.9-perf SEMCUser@SEMCHost #1」、ビルド番号は「4.0.A.2.335」となっていました。

ベンチマーク

ひと通りベンチマークを行ってみました。

Quadrantのスコアは4回計測中のベストスコアで「1,708」でした。初回計測時のスコアは「1,413」でした。AnTuTu Benchmarkでのスコアは「3051」でした。

NeoCoreの計測結果は「60.3FPS」でした。MultiTouch Testerでのマルチタッチ同時認識数は「4点」でした。

各ベンチマークのスコアは2011年モデルの他のXperia端末と大体同じような結果となりました。

動作速度/滑らかさ

スペックやベンチマークだけでは測れないのが動作速度や動作の滑らかさです。いわゆる「サクサク」「ヌルヌル」といった部分です。これについても手持ちのXperia arcと遜色の無い軽快な動作をしていました。タッチ感度も良好です。WEBブラウザでのスクロール時、ダブルタップでの拡大時には少しカクカクとした動きになりますが許容範囲で、このあたりもXperia arcと同じ挙動です。Googleマップのストリートビューは機敏に動いていました。

電池持ちは正確に検証したわけではありませんが、大差なさそうな感じです。

内部ストレージ

相変わらず内部ストレージは少ないです。初期化後の空き容量は292MBでした。

ディスプレイ

クリアブラックパネルは不採用なのでXperia arcと比べてやや写り込みが激しい印象ですが、逆にコントラストが高く、画像や映像がくっきりと表示されています。黄色味が強いと言われたXperia arcですが、Xperia proは青みが加えられており、より自然な発色をしています。

カメラ

Xperia arcやacro、Rayと仕様が少し違います。arc達がf値2.4なのに対してproはf値2.65となっており、暗いシーンでより明るくとれるのはarc達です。恐らくフラグシップモデル以外では不要という判断からコスト低減のためにスペックダウンしたものと思われます。しかし、十分明るくて綺麗に取れます。

ズームも”スマートズーム”ではなくてデジタル16倍ズームとなっています。高解像度でもズームがズームが可能なのは良いですが、流石に16倍にすると劣化が酷く実用的とは言えないレベルになります。でもスマートズームでは高解像度撮影でのズームが出来ませんし倍率も低いので、こっちのほうが便利だと個人的には思います。

それとRayと同じく前面カメラが搭載されていて、Skypeのビデオチャットにも正式に対応しているためなかなか実用的です。自分撮りもできるのでFacebookやTwitter、Skypeなどのアイコン作成時に重宝するかもしれません。

デフォルト状態でシャッター音を無音化できるのも良いですね。店舗内など静かな場所で撮影したい時だってあるので。

ホーム画面

ホームアプリはXperia Rayにも採用されているバージョンと同じものが使われています。旧バージョンと基本的なデザインや挙動は同じですが、細かな部分に手が加えられています。

まず一番印象的なのはヘリコプタービューの表示のされ方が変更されたことでしょうか。以前はウィジェットが整頓されて表示されるだけでしたが、新しいバージョンでは不規則に、ふわふわと中空を漂うように表示されます。また、センサーによって端末を上下左右に振ることでウィジェットが連動して移動するというギミックも加えられています。

ドロワーから直接アンインストールできるようになったことも嬉しい変更の1つです。編集モードに移行して印の付いたアイコンをタップするとアンインストールの画面が表示されます。

Wi-FiやBluetoothなどのステータススイッチウィジェットが個別に配置できるようになったのも良いです。これまでは3×2ブロックを専有する大きなウィジェットでしたが、それぞれが1×1の最小のウィジェットとして配置可能です。従来どおり大きなタイプもあります。

その他、天気ウィジェットなどもあります。雨や雷のアニメーションが流れたりします。でも予報が全然違うんですよね。。。なぜか雷ばっかり。

テーマ機能

新たにテーマ機能が追加されています。壁紙の変更だけではなく、各画面のバックグラウンドカラーなど全体的な配色が変更され、イメージを一瞬でガラリと変えることができます。

ハードウェアキーボード

恐らく一番気になるであろうハードウェアキーボードの使用感ですが、残念ながら私は横スライド式QWERTYキーボード搭載機を常用するのは今回が初めてのことなので、他機種と比較しての感想を述べることができません。しかし少なくともキーは押しにくくないし、配列も混乱するようなものではないと感じています。秀逸だと感じたのは「戻る」ボタンの配置です。2011年モデルからXperiaシリーズでは一般的な並びとは逆の「戻る」「ホーム」「メニュー」に並び替えられています。この配置変更には批判的な意見も大変多いのですが、ことキーボード搭載モデルに限っては正解だったのではないかと私は思います。使用頻度の高い「戻る」ボタンがキーボード直上にあることで指の動きを最小に留めることができています。

各種ショートカット操作も可能です。

強いて要求するとすれば、Enterキーを2倍のサイズにして欲しかったことと、Shiftモードはもう一度押すまで継続するようにして欲しかったことです。

※修正:Shiftキーを連続2回押すことでShiftモードをキープ出来ることを読者様よりお教え頂きました。猫に小判、豚に真珠、馬の耳に念仏とはこの事ですね。。。

テザリング

海外端末なので標準でテザリングが使えます。USBテザリング、Wi-Fiテザリングともに安定して使えていました。

xLOUD

サウンド設定の中にxLOUDという項目があります。小さなスピーカーでも音割れを防ぎつつ音の迫力を増すことができるというソフトウェア技術とのことですが、試していません。家の中ではスマートフォンで音楽を鳴らす理由はありませんし、外では大抵イヤホンだと思うので私にはあまり必要のないものなのかもしれません。

Mcafeeウィルススキャン

マカフィーのウィルススキャンが標準でインストールされています。ドコモが無償で提供している「ドコモ安心スキャン」と全く同じものです。またこれのほか、WaveSecreというアプリもプリインストールされています。リモートで端末をロックしたりデータをワイプしたりすることのできるツールです。1年間無料で使えるようです。

総評

使い始めてまだ間もなく、しかも実のところまだあまりグリグリといじってはいないので荒削りな評価ですが、総合評価としては大変優秀なデバイスだと思いました。というか楽しめるアイテムです。

動作についてはもはや感動するレベルではありませんがストレスの少ない環境を提供してくれますし、画面は綺麗で、しかもカメラも良い。

文字入力するにはやはり慣れてくると物理キーボードの方が快適で、横画面(Landscape)を標準にして使うようになってしまったほどです。

日本語環境もOK、ドコモSIMでバッチリ運用可能で、言うこと無しだと思います。

13件のコメント

  • ご存知でしたら失礼ですが、Shift2度押しでShift状態キープになります。

    ご存知でしたら申し訳ありません。

    • 知らなかったです。。。すごく助かりました。
      記事修正しておきます!

      ありがとうございました。

    • コメントありがとうございます。

      私もあまり詳しくないのですが、Xperia pro MK16aの対応周波数は公式には「W-CDMA 2100(I)/1900(II)/850(V)/800(VI) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHz」となっていて、ハードウェア的には800MHz(VI)にも対応しているようです。そして記事の冒頭で紹介した記事によるとプラスエリアを掴むことが検証の結果分かったとのことです。

      Xperia pro whitepaper:
      http://dl-www.sonyericsson.com/cws/download/1/922/663/1307949984/pro_WP_12.pdf (PDF)

      • ありがとうございます.
        korekaramomisaseteitadakimasu

        • 参考になったようで私も嬉しいです。
          他に気になることがあれば検証しますのでお気軽におっしゃってください。

  • Xperia pro、電子コンパス機能ってあるでしょうか。
    キーボード付き端末に興味津々なのですが、電子コンパス機能の記述がwhite paperのどこみても書いてないのです(mini proはある)。
    google map使うのにあったほうが便利なんですが、お使いになってどうでしょう?端末の向き変えたときに方角に合わせてグリグリ回転しますでしょうか。

    • デジタルコンパスは搭載されていますよ。マップでグリグリ回転します。

      • おお、そうですか。どうもありがとうございます!
        mini proは小さすぎで躊躇していたので、これでpro購入決定な感じです。

  • 大変参考になりました。

    二つばかり教えていただければ幸いです。
    この端末は筐体のどこかに「技適マーク」の表示はあるのでしょうか?
    あるいは、ソフトウエア上で「技適マーク」を表示できますでしょうか?

    DocomoのSPモードの利用は可能でしょうか、SPモードを利用する場合も、docomoリリースのスマートフォンと同じ料金設定が適用されていますでしょうか(通信料上限設定など)。

    • 実は既に手放してしまっておりまして確認することができません。お力になれず申し訳ないです。少し調べたところ技適は通っているようですね。

      SPモードは利用できないと思います。

  • こんにちは
    手放してしまったということですが、当時simはドコモでしたか?
    購入を考えており、xi simでの運用を予定しています。 問題ないでしょうか?

    • こんばんは!コメントありがとうございます。

      残念ですが、、、通信方式のことについてはもともとあまり詳しくなく、検証する環境が無いので何ともお答えすることができません。

      その他のご質問でしたら答えられるかもしれません!