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フルキーボード搭載3D対応スマートフォン「Softbank 005SH」のレビュー

005SH レビュー キーボード展開後

本日2月18日(金)より、Softbank 005SHの予約が開始されました。そのデモ機に触れてきましたのでレビューとしてまとめます。

Softbank 005SHは、既にソフトバンクから発売されている003SHをベースに、スライド式キーボードを搭載したモデルとなります。3D対応はもちろん、おサイフケータイ、ワンセグ、赤外線通信といった日本独自機能も003SHから変わりなく搭載されています。

003SHとの違いはキーボードの有無のほか、カメラ画素数が9.6MPから8.0MPに変更されている点、バッテリー容量が1,390mAhから1,130mAhに変更されている点の2点です。

カラーバリエーションは「リリーホワイト」、「ブラック」、「ビビッドピンク」の3種です。今回レビューに使った個体はビビッドピンクでした。今年はピンクのスマートフォンが流行ると言われており、やはり女性にもターゲットを向けているようです。とても鮮やかなピンクで、男目線ですけれど好印象に感じました。

005SH 女性に好まれるピンクカラー

右側面です。「検索ボタン」、「ボリュームボタン」、「シャッターボタン」と並んでいます。005SH 右側面

左側面には電源ボタンがあります。

005SH 左側面

上部にはストラップホールとワンセグ用のアンテナがあります。

005SH ストラップホール

下部には「microHDMIポート」、「3.5mmオーディオジャック」、「microUSBポート」があります。(microUSBポートを使って充電中)

005SH 3.5mmオーディオジャック、micorHDMI、microUSB

背面には8.0メガピクセルのカメラとLEDフラッシュライトがあります。

005SH 8メガピクセルカメラ

隣に展示されていた003SHと厚さ比較をしてみました。キーボードを搭載しながらも厚みを感じさせないところが良いですね(003SHの厚さ12mmに対し、005SHは厚さ15.4mm)。しかし、恐らく薄さをキープするのと引き換えにしてバッテリー容量が削られたのでしょう。

005SH、003SHとの厚さ比較

スライドしてキーボードを出したところです。キーボードは、上手く表現できませんが浮き輪のようなビニールっぽい質感で、少し粘着感があります。

003SH フルキーボード

キーボード展開時の背面からのショットです。

005SH キーボード展開後の背面

端末前面上部には着信・充電時に光るLEDランプと、近接センサーなどの各種センサー類が見えます。

003SH LEDランプ、各種センサー

前面下部には物理操作ボタンがあります。左から「メニュー」、「ホーム」、「戻る」です。

005SH 操作ボタン

OSのバージョンはAndroid2.2.1です。

005SH 端末情報

シャープ製アンドロイド機には起動中のアプリを終了させるためのアプリ一覧画面がありますが、これまでの機種には起動中のアプリを一括で全て終了させるボタンがありませんでした。今回の005SHにはそれが備わっています。

005SH 起動中アプリをすべて終了

また、通知パネル内の設定切り替えスイッチも増え、通知パネルから様々な設定のON/OFFが行えるようになりました。これは便利です。

005SH ステータスバー

キーボード展開時に表示されるメニューです。メールやツイッターなどの文字入力が中心のアプリが一覧表示されます。こういったストレスを感じさせないようにする工夫が良いですね。起動するアプリを固定させることも可能です。

003SH キーボード展開時のメニュー

全体的な操作感については、003SHと同様で基本的に動作は軽快でなめらかです。シャープ製アンドロイド機特有の、メニュースクロール時のカクツキは若干感じたものの、許容範囲でしょう。ホーム画面のスクロールはデフォルトホームアプリでもとても軽快でした。ドロワーのスクロールも滑らかです。まあこの辺りはサードパーティー製のホームアプリを使えば何とでも出来ます。

肝心のキータッチについては、あくまで個人的にですが、感動を覚えるほどの打ちやすさはありませんでした。L-04Cのようにキーに凹凸を設け、キーピッチが広く感じるような工夫があっても良かったのかなと思います。それとキーボード左側に十字キーがあることで、左手のタイピング範囲が広くなってしまい、特に「R」や「T」がタイプしにくいと感じました。

005SH 十字キー

最後に動画を撮りましたので掲載したいと思います。相変わらず下手糞な撮影ですみません。