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来年末にはFeliCaとNFCの両方に対応した端末が国内3キャリアから発売される

NFC、FeliCa両対応機が2012年末に登場見込み

NFC、FeliCa両対応機が2012年末に登場見込み

来年2012年の末までに、ドコモ、KDDI、ソフトバンクの国内3キャリアから、FeliCaとNFCに両対応した端末(日本製スマートフォン/フィーチャーフォン)が発売されるそうです。ITmediaが伝えています。

FeliCaとNFCに両対応することで、国内でも海外でも携帯電話を使った決済サービスを利用することができるようになります。また、最近では決済だけではなくNFCを使ったコミュニケーションサービスを開発する動きもあり、こういった新技術を活かしたサービスも利用することができるようになります。

非接触ICカード規格は、世界的には日本で普及しているFeliCaではなく「NFC」が世界標準として普及しつつある状況で、今年5月には米グーグルがNFCを使った決済サービスGoogle Walletを発表しています。また先述のとおり決済サービスだけでなくこれから様々なサービス・ツールにNFCを使ったソリューションが展開される流れであり、日本のキャリア・端末メーカーとしてもグローバル端末と互角にわたり合うためにはNFCチップの搭載は避けられません。

ドコモは当初よりFeliCaとNFCに両対応した端末を開発することを明らかにしていましたが、”2013年頃までに”としていたところを今回2012年の末までに投入することを明らかにしました。また、KDDIやソフトバンクも同じタイミングで対応機をリリースする予定だということです。KDDIに至ってはドコモより早い時期に出す、と意気込んでいるようです。

どのように両方に対応させるのかというと、FeliCaは従来どおり端末の半導体チップに搭載しつつ、SIMカードにNFCチップを内蔵させる方法を用います。さらにドコモは、2015年までにFeliCaとNFCの両方をSIMカードに内蔵する計画を立てています。これによって端末に依存せず、例えば端末を買い換えたとしてもSIMカードを差し替えるだけで今までと同じサービスが利用できる環境が作られます。

情報元:ITmedia