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ドコモ、Xi対応スマホ向けの新料金プランを発表、ドコモ同士の国内通話が無料になるサービスも

 

NTTドコモは10月18日、音声通話に対応したXi対応端末向けの料金プランを、Xi対応スマートフォンの発売に合わせた2011年11月以降より提供開始することを発表しました。

音声通話サービスプラン

音声通話サービスは、「タイプXi にねん」「タイプXi」の2種類(上図の一番左の列)。「タイプXi にねん」は、2年継続利用を前提としたもので、月額780円で国内通話料30秒あたり21円で通話ができます。「タイプXi」は2年縛りのないものですが、同じ内容で月額料金が1,560円となります。

通話料無料・割引サービスとして、「Xiカケ・ホーダイ」と「ファミリー割引」に加入することができます(上図の左から2番目の列)。「Xiカケ・ホーダイ」は、月額700円でドコモへの国内通話が24時間いつでも無料となるサービスです。また、「ファミリー割引」は、「タイプXi にねん」を契約したユーザーのみが申し込むことができ、ファミリー割引グループ内(他社宛含む)の国内通話がいつでも24時間無料になります。

ドコモでは、「タイプXi にねん」「Xiカケ・ホーダイ」をセットにした料金プランを、「Xiトーク24」と命名して展開していきます(上図のオレンジ枠)。月々1,480円(780円+700円)で、ドコモ同士の国内通話料が24時間いつでも無料、それ以外は30秒あたり21円で通話通話ができる、という内容です。

なお、これまでのように「無料通話分」という概念はありません。

Xiパケット定額サービスプラン(データ通信プラン)

次にデータ通信プランですが、以前発表されたとおり「Xiパケ・ホーダイ フラット」「Xiパケ・ホーダイ ダブル」の2種類が用意されます。

「Xiパケ・ホーダイ フラット」は、毎月一定額を支払う定額制となっており、月額5,985円でデータ通信が行えます。「Xiパケ・ホーダイ ダブル」は2段階定額制で、月々2,100円~6,510円でデータ通信が行えます。

「Xiスタートキャンペーン」として、2012年4月30日までの間、両プランの上限額が1,575円割引かれるキャンペーンが実施されます。つまり、キャンペーン期間中の料金は、「Xiパケ・ホーダイ フラット」が4,410円、「Xiパケ・ホーダイ ダブル」が2,100円~4,935円となります。

なお、2012年11月より、データ通信の過剰利用者対策として月のデータ通信量が7GBを超えると通信速度が128kbpsに制限される速度規制が行われます。同時に、7GBを超えても高速通信したいユーザーに向けて、7GB超過以降、2GBの利用ごとに2,625円を支払うことで制限なしで通信できるサービスも開始されます。(ドコモの山田社長曰く、 月間7GBに到達するユーザーは全体の2%で、残る98%のユーザーはそれ未満の通信しかしないので、大多数の人は心配することはない、とのことです。)

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毎度のことながら非常に分かりにくいのですが、Xi対応スマートフォンを利用するにあたり、電話に780円、データ通信に5,985円が毎月かかると考えておくと良いと思います。2012年4月までの割引キャンペーンは、あくまで一時的な割引と捉えておくと、ケガはなさそうです。

これに加えてSPモード315円や、端末の代金(分割購入した場合)、そして通話料が月々の料金として加算されます。ドコモ宛の通話が多い人の場合は「Xiカケ・ホーダイ」(月額700円)に加入しておけばお得になる場合があります。また、2台持ちなどで データ通信を殆ど行わない月が頻繁にある場合、2段階制定額の「Xiパケ・ホーダイ ダブル」を契約しておけば、データ通信料を抑えることができます。

テザリング時の料金は、Xiパケット定額サービスの場合は定額内に含まれますので、テザリングによってさらに料金が追加されるようなことはありません。

KDDIの+WiMAXと比べてやや割高感はありますが、それでも高速通信サービスXiを気軽に使えるレベルにはなったかなと思います。

情報元:NTTドコモ