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XOOM(TBi11M)とOptimus Pad(L-06C)の比較

xoomとoptimus pad の比較

xoomとoptimus pad の比較

auから発表されたタブレット端末「XOOM」と、先日24日にドコモから発表されたOptimus Padの比較をしてみました。

スペック比較

製品名 XOOM Wi-Fi TBi11M Optimus Pad(L-06C)
メーカー Motorola(米国) LG電子(韓国)
発売時期 2011年3月下旬 2011年4月上旬
サイズ 167 × 249 × 12.9mm 150 × 243 × 12.8mm
重量 約700g 約620グラム
ディスプレイ 10.1インチ/解像度1,280×800(WXGA)/TFT液晶/16,777,216色 約8.9インチ/解像度1,280×768(WXGA)/TFT液晶/16,777,216色
OS Android3.0(Honeycomb) Android3.0(Honeycomb)
CPU 1GHz デュアルコア(NVIDIA Tegra 2) 1GHz デュアルコア(NVIDIA Tegra 2)
RAM 1GB 1GB
ROM 32GB 32GB
外部メモリー microSD最大32GB ※発売直後は利用不可。発売後に対応する見通し。
カメラ メイン: 5MP
サブ: 2MP
メイン: 5.1MP (2基搭載)
サブ: 2MP
動画撮影 720p HD動画撮影 1080PのフルHD撮影(1920*1080)
3D表示/撮影 ×/× ×/○
3G通信 × (音声通話不可)
Bluetooth Bluetooth 2.1+EDR Bluetooth 3.0
Wi-Fi IEEE802.11b/g/n IEEE802.11 b/g/n
電池容量 6,500mAh 6,400mAh

まとめ

XOOMは主に宅内での使用を、Optimus Padは宅内・外出時の両方での使用を想定してリリースされていると思われます。その違いは、それぞれの通信の仕方と端末サイズに現れています。

まず通信の仕方ですが、XOOMは通信方法がWi-Fiのみとなりますので宅内では無線LANを使って通信を行えば問題ありませんが、外出時にはポケットWi-FiやEVO(ISW11HT)などを使って通信をすることになります。対してOptimus Padは3Gに対応していますので、外出時でもこれ単体での通信が可能です。

次に端末サイズですが、XOOMは10.1インチの大型ディスプレイを搭載しているため、屋内での動画視聴には適していますが比較的大柄で重量もあるので屋外での利用には不向きと思われます。対してOptimus Padはディスプレイサイズも8.9インチと中程度の大きさですから、ぎりぎり片手でも持つことができるといいます。

このように、主に宅内での利用であればXOOM、宅内・屋外の両方での利用にはOptimus Padが適していると言えると思います。

また、Optimus Padの大きな特徴のひとつとして、3D撮影機能があります。Optimus Padにとってのいわゆる目玉機能なので当然XOOMには備わっていません。また、Optimus Padが1080pのフルHD撮影が可能なのに対して、XOOMは720p HD撮影までしかサポートしません。このあたりは、「使う・使わない」は別として、Optimus Padの方が一枚上手だと言えると思います。

あとは価格面での比較ということになりますが、価格が定かになっていませんので現時点では比べることができません。XOOMは通信プランによる課金がないとは言え、端末自体の価格を割り引くようなサービスが無いと思われますので、結果的に同程度に収まってくるのかもしれません。

私はXOOMに決めました。3D使わないですし主に宅内利用ですし、あとは端末デザインがXOOMの方がタイプだからです。