Intelは、インドの通信事業者「Lava International」を介して、世界ではじめて”Atom”プロセッサを搭載したAndroidスマートフォン「XOLO X900」を4月23日に発売します。想定価格は22,000ルピー（約34,000円）。
今年前半にも登場すると言われていたAtom搭載端末。これまでLenovoの「K800」というスマートフォンが”世界初”とされてきましたが、結局は本機「X900」が一番乗りとなりました。
搭載されるチップはコードネームMedfieldで知られる「Atom Z2460」です。製造プロセス32nm、ハイパースレッディング（HT）対応の1.6GHzシングルコアCPUや、400MHz駆動GPU（PowerVR SGX540）、HSPA+対応のIntel製通信チップ「XMM 6260」などを搭載します。
そのほかの主要スペックは、4.03インチWSVGA（1,024×600）TFT液晶、1GB RAM、16GBストレージ、背面800万/前面130万画素カメラ、1,460mAhバッテリー、NFC対応という内容。OSはAndroid2.3 Gingerbreadが初期搭載されますが、発売後にAndroid4.0 ICSへのアップグレードが計画されています。端末サイズは123×63×10.99 mm、重さは127g。
Youtube等でハンズオン動画がいくつか公開されており、いずれも大変スムーズに動作していることを確認できます。Atom採用製品の国内発売が待ち遠しいです。
スペック
- 端末サイズ：123×63×10.99 mm
- 重量：127g
- ディスプレイ：4.03インチ WSVGA（1,024×600） TFT液晶 ゴリラガラス
- OS：Android2.3 Gingerbread（発売後Android4.0 Ice Cream Sandwichへ）
- SoC：Intel Atom Z2460（HT対応1.6GHzシングルコアCPU、PowerVR SGX540）
- RAM：1GB
- ROM：16GB
- カメラ：800万画素（AF対応、LEDフラッシュ付き、1080p動画撮影サポート）
- ネットワーク：GSM: 850/900/1800/1900、UMTS/HSPA: 850/900/1900/2100、HSPA+: 850/900/1900/2100
- 無線LAN：IEEE802.11 b/g/n
- Bluetooth：ver2.1
- 外部端子：microUSB、microHDMI、3.5mmオーディオジャック
- センサー：GPS、加速度センサー、ジャイロスコープ、電子コンパス、照度センサー、近接センサー
- バッテリー：1,460mAh
- その他：デュアルスピーカー、NFC
