米Googleは現地時間7月27日、Android端末とiOS端末向けに、手書き入力によるWEB検索機能の提供を開始したと発表しました。
対応機種はAndroid2.3以降を搭載したスマートフォン、Android4.0以降搭載のタブレット、およびiOS5以降を搭載した端末となっており、Android端末では「Chrome」が最適だということです。日本語を含む27の言語に対応しています。
手書き入力検索を使うには、まず対応端末からWEBブラウザでGoogleの検索ページトップ(google.co.jpなど)を開きます。画面下部の「設定」から検索設定画面に移動し、「手書き入力」を有効にして設定を保存します。すると検索ページの右下に手書き調の「g」マークが表示されるので、それをタップすることで入力モードに移行することができます。
実際に使ってみたところ、認識精度はそこそこ良いものの、指をスライドしてから入力が行われるまでのディレイ(遅延)が大きく、文字の入力が難しいと感じました。日本語環境ではまだ実用的とは言えないかもしれません。しかしこの辺りは次第に改善されてくるものと思われます。今後に期待しましょう。
情報元:Google Blog