カシオ計算機は7月27日、防塵・防沫・耐衝撃性能を備えたビジネス向けのAndroidタブレット全4モデルを、9月より発売すると発表しました。
発売されるのは「Paper Writer V-N500-WJ」「Paper Writer V-N500-W」「V-T500-WJ」「V-T500-J」の4モデル。全モデル共通で”Smart and TOUGH”をコンセプトに徹底した耐衝撃設計がされており、落下強度1.0mmや、IP54に準拠した防塵・防沫性能を実現しています。
タフネス性以外にも独創的な機能が搭載されています。そのうちのひとつが、Paper Writerシリーズに搭載されている「文書リーダ」機能です。本体前面のインカメラを使い、手書きした議事録・報告書・商談メモなどを、面倒な撮影操作をすることなく、簡単にデジタル化することができます。
ケース対面に用紙を置き、ケースを閉じると自動的に撮影してデジタル化。
本体の手前に市販のノートを置けば、ページをめくる度に自動で撮影。
このほか、手書き文書の検索や分類を支援する機能や、名刺に記載された文字を認識し情報をアドレス帳に登録する「名刺リーダー」機能も備えます。
また、「Paper Writer V-N500-WJ」と「V-T500-WJ」については、NTTドコモの提供するLTEサービス「Xi」にも対応しており、下り最大75Mbpsのモバイル高速通信が可能です。
基本スペックは全モデル共通で、10.1インチWXGA（1280×800）TFT液晶ディスプレイ（6点マルチタッチやデジタイザペン対応）、Android4.0、OMAP4460 1.5GHzデュアルコアCPU、1GB RAM、16GB ROM、背面・前面500万画素カメラという構成。通信機能として、Wi-Fi IEEE802.11 b/g/n、Bluetooth4.0+EDR/LE、NFCに対応。外部インターフェースは、SDカード/microSDカードリーダのダブルスロット、SAMカードスロット、USB2.0、miniUSB、miniHDMI。センサーはGPS、加速度センサ、地磁気センサ、照度センサ。バッテリーは着脱可能なリチウムポリマー充電池パックで、連続動作時間は最長約12時間となっています。
端末サイズ・重量は、「Paper Writer V-N500-WJ」と「Paper Writer V-N500-W」が約270×220×30mm/約1.3Kg、「V-T500-WJ」と「V-T500-J」が約269×190×14.4mm/約780gとなっています。
情報元：カシオ
