ソニーモバイルは現地時間8月29日、ドイツ・ベルリンで開催されているIFA2012プレスカンファレンスにて、9.4インチディスプレイを搭載したAndroidタブレット「Xperia Tablet S」を発表しました。米国での発売は9月7日。16GB/32GB/64GBのモデルがあり、価格は16GBモデルが399ドル、32GBモデルが499ドル、64GBモデルが599ドルとなっています。
Xperia Tablet Sは、ソニーが昨年発表・発売したAndroidタブレット「Sony Tablet S」の後継機にあたります。ディスプレイサイズ・解像度は変化なしの9.4インチWXGA(1280×800)ですが、視野角が広いOptiContrastパネルのほか、指紋がつきにくくスムーズなタッチ操作を実現するlow-frictionコーティングが適用されています。
ボディーの形状は前作Sony Tabletでも採用されていた「編重心デザイン」を引き続き採用しています。雑誌を折りたたんだような独特な形状と、中心からズレた重心設計により、片手でも重さを感じさせない作りになっています。また、アルミニウム素材の防沫仕様のボディーとなっており、厚さも42%薄い8.8mmとなっています。
基本スペックは、Android4.0 ICS(発売後にAndroid4.1 JBへアップグレード予定)、Tegra3 1.4GHzクアッドコアCPU、1GB RAM、16~64GB ROM、背面800万画素/前面100万画素カメラ、6,000mAhバッテリーという内容。動画再生12時間、Wi-FiでのWEBブラウジング10時間の長時間駆動を実現しています。
レザーカバー、チャージングクレードル、ドッキングスタンド、キーボード付きケース、スピーカードック、純正Bluetoothキーボードなど、多数のアクセサリーも用意されます。
日本での発売はまだアナウンスされていませんが、近いうちに発表されるものと思われます。
スペック
- 端末サイズ:241.2×174.3mm×8.9mm – 11.9mm
- 重さ:570g
- ディスプレイ:9.4インチ WXGA(1280×800) 液晶
- OS:Android4.0 Ice Cream Sandwich(発売後にAndroid4.1 JBへアップグレード予定)
- CPU:1.4GHzクアッドコアCPU(Nvidia Tagra3 ※クアッドコア動作時は最大1.3GHz)
- RAM:1GB
- ROM:16GB/32GB/64GB
- 外部メモリー:SDカード
- カメラ:背面800万画素、前面100万画素
- 無線LAN:IEEE802.11 a/b/g/n
- Bluetooth:3.0
- バッテリー容量:6000mAh
- その他:DLNA、MHL、PlayStation Certified
情報元:SonyMobile