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2013年のドコモの取り組みについてまとめてみた

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ITmediaがおこなったNTTドコモ加藤薫社長へのインタビューの内容を箇条書きでまとめてみました。2013年のドコモの取り組みについて、ある程度理解することが出来ると思います。

  • 2012冬モデル新製品の手応えは良い。
  • 新規契約の市場では売り負けていない。
  • MNPでの流出が多く苦戦したが、改善傾向にはなってきている。
  • dショッピングを開始するなど、デジタルコンテンツからリアルサービスまで幅広いサービスを展開できる下地ができた。
  • 来春からはヘルスケアへの取り組みを形にしていく。
  • サービスのオープン化/マルチキャリア化/マルチプラットフォーム化をはかっていく。これにはdマーケットやVIDEOストア、メールサービスなども対象と考えている。
  • 2013年もAndroid端末が主軸であるという方針は変わらない。
  • しかし、1つのOSプラットフォームに依存するリスクもあるので、ドコモのビジネスモデルを展開しやすいOSであれば新たに採用することは十分に考えられる。
  • 「iPhoneは扱わない」とは言っていない。iPhoneはいつも(加藤社長の)頭の中にある。
  • 新機種について、機種数をしぼり明確なセグメント化をしていく。
  • 1回でスマホとタブレットあわせて10~15機種くらいのイメージ。
  • LTEへの投資計画は前倒ししてやっていく。
  • ドコモのクラウド系サービスをもっとスピードアップしてやっていきたい。一方で、ネットワーク障害への対策もしっかりとやっていく。
  • スピード重視の経営方針は2013年も継続。

ゲームや物販サービスなどの提供も開始したドコモですが、総合サービス企業となるべく2013年もこの手のサービス拡大をはかっていくようです。キーワードは「マルチキャリア/マルチプラットフォーム」でしょうか。dゲームでは他キャリアのAndroidスマホやiPhoneでもプレイできるようになっており既に実現されていますが、既存のVIDEOストアなどのサービスや、メールサービスなども今後キャリアの垣根を超えて提供されることになるのかもしれません。ちなみに1月開始予定だった新しいメールサービス「ドコモメール」は、しれっと2月以降提供へと延期されたようですね。クラウド系サービスをスピードアップしてやっていきたいと言う割には基本サービスへの取り組みが少し雑なような気もします。

端末については、新機種の削減が行われるようです。1度に投入する機種数を10~15程度にしぼって各機種のセグメントを明確化し、製品をより選びやすくする目的です。事実かどうかは分かりませんが、現在のNEXTシリーズとwithシリーズも撤廃されるという報道も過去にされています。

iPhoneについては一見インパクトのありそうな発言をしていますが、何ら具体的ではないので今回も大きな進展は無かったと考えてよいのではないでしょうか。ついつい毎度、踊らされてしまいます。

近く、春モデル発表会が開催されます。新型のXperiaスマートフォンなども登場する見込みですが、サービスにも力を入れていくということなので、端末以外のところにも着目してみると一層楽しめるかもしれませんね。

情報元:ITmedia

3件のコメント

  • あけましておめでとうございます。
    新モデル発表会楽しみです!
    加藤社長のコメント読みましたけど、もうすこし危機感を持って欲しいなぁと思います。
    多角的にコンテンツを展開することはいいと思いますけど、そっちばかりに重点を置きすぎないようにして欲しいです。今後Xi、FOMAの方でも大規模通信障害が起きてもおかしくないと思いますし・・・。
    Xiのエリア拡大も他社に比べて後れている感じが否めません・・・。
    そのことも発表会でなにかしら情報があればいいなぁと思います。

    • あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

      コメントありがとうございます。危機感は有ると思うのですが、それをある程度表現しないとユーザーは不安に思ってしまいますよね。このまま何も変わらないのでは・・・と。その辺、KDDIの田中社長の方がお上手です。発表会では将来に希望を持てる、わくわくするような題材を是非披露してもらいたいものですね。

  • そうですね。具体的な施策が見えないとユーザーは不安になります。
    そこら辺ドコモがどんな策を繰り出してくるのか楽しみです