富士通がフランスで高齢者向けのスマートフォンを年内に発売する方針であることを明らかにしたと、複数のメディアが報じています。
投入先の通信キャリアはフランス大手のフランステレコムで、昨年8月にドコモを通じて発売した「らくらくスマートフォン」をベースとした機種が投入されるそうです。らくらくスマートフォンは、高齢者でも扱いやすいよう、大きく視認性の高いアイコンや文字、画面に触れるとボタンを押したような感触が得られるタッチパネルが特徴です。
富士通がスマートフォンを海外で本格的に販売するのは今回が初めてのことです。フランスへの進出を軌道に乗せ、その後、欧州の他の地域や、北米などにも展開したい考え。昨年末には、高齢者向けの機種のほかにも、先端技術を搭載しながら使いやすさも追求したモデルなどで海外需要を開拓し、2014年までに国内外の年間販売台数を1,000万台に伸ばす計画であると報じられています。
情報元:SankeiBiz