Tizen

システナ、国内初のTizen OS搭載タブレットを開発、10.1インチWUXGAディスプレイやクアッドコアCPUを搭載

SYSTENA Tizenタブレット

SYSTENA Tizenタブレット

システナがTizen OSを搭載した10.1インチタブレットを国内で初めて開発したと発表しました。10月23日から幕張メッセで開催される「スマートフォン&モバイルEXPO 秋」に出展し、その場で製品として正式に発表する予定です。

「Tizen」はサムスンと米インテルを中心に開発されているモバイル向けのOSです。iOSやAndroidに続く第3のモバイル向けOSとして注目されており、日本の通信キャリアではNTTドコモが搭載端末を今年中にリリースする計画です。コードの改良やサービス展開の制限がないのでメーカーによる独自機能・サービスを盛り込み易く、かつHTML5ベースであるため開発が容易でコストも抑えられるため、今後様々な企業の参入が期待されています。

今回発表された開発品は、10.1インチWUXGA(1920×1200)ディスプレイを搭載した大型のタブレット端末です。CPUはARM Cortex-A9の1.4GHzクアッドコア。メモリーはRAMが2GBでROMが32GB。microSDカードもサポートします。カメラは背面200万画素、前面30万画素。通信は無線LANIEEE802.11 b/g/nに対応しています。

搭載するOSのバージョンは「Tizen2.0」。今後「TIzen 2.1」の実装と操作性の向上、ウェブアプリケーションやクラウドを想定した開発を続け、Linuxベースの車載情報機器向けプラットフォーム「Tizen IVI」への対応も進めていくとしています。

情報元:システナ(PDF)、経由:PCWatch