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ドコモ、Xperia Aを110万台、GALAXY S4を55万台販売、ツートップ戦略は効果アリ

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NTTドコモは7月26日に開催した決算説明会で、これまでにXperia A SO-04Eを約110万台、GALAXY S4 SC-04Eを約55万台販売したことを明らかにしました。

人気機種を集中的に販売する”ツートップ戦略”により両機種とも販売は好調で、Xperia Aは特に従来型ケータイからの取り換えを、GALAXY S4は古いスマートフォンからの買い替えを促進したということです。

ツートップ戦略による効果も説明されました。2機種に絞って集中販売することで消費者の「わかりやすさ・選びやすさ」が向上。ニーズにマッチした魅力的な端末を買いやすい価格で提供することで、お客様満足度が向上したとのこと。

また、ツートップ発売前と後でスマートフォン移行数が23%増、フィーチャーフォンポートアウト数が32%減(つまりスマートフォン乗り換えに際し他社に逃げていないということ)したほか、対応時間・待ち時間の短縮、調達コストの低減といった効果も得られたということです。

今後はツートップ戦略では効果が薄かった「他社への転出を減らすこと」に対して、新たな施策強化を行うとしています。

販売実績以外では、Xiのサービスエリア拡大への取組状況が説明されました。Xi基地局は13年3月から6月までに24,400局から約30,000局に増えました。13年度末にはこれを50,000局まで増やす計画です。また、75Mbps対応基地局や112.5Mpbs対応エリアも順調に拡大できていて、さらに13年10月末には国内最速となる下り最大150MbpsのLTEサービスを一部地域から順次提供開始することも発表しています。

情報元:NTTドコモ(PDF)