USBの規格を策定するUSB 3.0 Promoter Groupが、次世代のUSBコネクタとなる「USB Type-C」の開発を開始したと発表しました。最終的な仕様は2014年の半ばまでに策定されます。
次世代USBでは、より使いやすく、そして薄くスマートな設計を可能にするとしています。具体的には形状が刷新され、コネクタのサイズが現在のmicroUSB（USB 2.0 Micro-B）と同程度の大きさに。さらに、プラグの表裏やケーブルの方向を気にする必要がなくなるとしています。また形状以外にも、USB充電や将来のUSBバスの拡張に対応できるよう設計されるとしています。
なお、新しいコネクタは既存の規格（Type-A/Type-B/Micro-Bなど)との直接的な互換性は失われますが、アダプタによって既存製品が使用できるようになるということです。
大きさが現在のmicroUSB程度ということなので、将来的には多くのスマートフォン・タブレットでこのコネクタが採用されることになるでしょう。表裏を気にする必要がなくなるのは嬉しいですね。
情報元：USB-IF（PDF）
