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ジャパンディスプレイ、ハイエンドタブレット向けの10.1インチ4K2K液晶モジュールを開発、サンプル出荷を開始

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ジャパンディスプレイは4月23日、10.1インチタブレット向けの4K2K液晶モジュールを開発し、サンプル出荷を開始したと発表しました。モバイル向け4K2Kディスプレイを業界に先駆けて製品化していくとしています。

開発されたのは、10.1インチで解像度が3840×2160ドット、画素密度365ppiのタブレット向けIPS液晶モジュールです。低温ポリシリコン技術により、低消費電力、薄型、狭額縁が実現されており、特に省電力は同サイズのWQXGA(2,560×1600ドット)液晶モジュールと同程度の消費電力となっているため、バッテリー駆動時間を短くすることなく4K2Kコンテンツを楽しむことができると紹介されています。

スペックは、色再現域71%、コントラスト比1100:1、視野角上下左右160度以上、輝度400cd/m2、消費電力2180mW。外形寸法は231.6×140.9×2.35mmとなっています。

情報元:ジャパンディスプレイ