テクノロジー

ジャパンディスプレイ、7インチWQXGAの新型WhiteMagic液晶モジュールを開発、消費電力が20%削減

whitemagic_local_dimming

ジャパンディスプレイは5月29日、WhiteMagicにlocal dimmingバックライトを搭載した7インチWQXGA(1,600×2,560ドット)液晶モジュールを開発したと発表しました。

WhiteMagicは液晶パネルの主流であるRGB(赤緑青)にW(白)画素を加えることで、画面全体の明るさを向上させる技術です。明るさが向上する分、バックライトの消費電力を削減する効果もあります。

今回開発されたものはWhiteMagicにlocal dimmingバックライトを組み合わせたもので、より効率的にバックライトをコントロールすることが可能になり、従来のWhiteMagicよりさらに20%の消費電力の削減が可能になったということです。

最近では富士通製のAndroidスマートフォンにWhiteMagic液晶が採用されていますが、今回の開発品を搭載した新型「REGZA Tablet」「ARROWS Tab」の登場はあるのでしょうか。

液晶モード LTPS IPS
画面サイズ 対角17.9cm (7型)
画素数 1,600(横) x 2,560(縦) RGBW (ワイドQXGA)
精細度 431 ppi
モジュール厚さ 1.16mm
額縁寸法 左右1.0mm
色再現域(NTSC比) 70 %
コントラスト比 2,200:1 (最大19,000:1)
視野角 上下左右160度以上 (CR>100:1)
ディスプレイ表面輝度 500cd/m2

情報元:ジャパンディスプレイ

(2014.05.29修正)

富士通製のタブレットは「ARROWS Tab」でした・・・。お詫びして修正致します。