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Appleが「iOS 8」を発表、ついにサードパーティー製の入力システムが利用可能に

ios8

Appleが今月3日にiOSの新バージョン「iOS 8」を発表しています。一般向けには今秋に配信が開始されます。

現行のiOS 7のインターフェースをベースに、よりシンプルで素早く操作できるようデザインが改良されます。

通知機能はよりインタラクティブになり、受信したメッセージへの返信を通知エリアからダイレクトに行うことが可能になりました。また、ホームボタンをダブルタップすると起動中のアプリのほか、主な連絡先が表示されるようになり、電話・メールをするまでの行程が短縮されました。Siriはハンズフリーで命令できるように進化しています。

Spotlight検索機能は端末内にある情報だけでなく、Wikipediaの記事やニュース記事などの内容も検索結果に反映されるように。さらにiPhone、iPad、Macでの連係が強化され、あるデバイスで始めたことを別のデバイスで終わらせるための各種新機能が追加されています。

入力においては「QuickType」と呼ばれる予測変換タイピングが追加。よりパーソナライズされたものになり、送信先の相手や入力中のアプリによって文脈を考慮して予測変換されるようになりました。また、純正の入力システム以外にもサードパーティー製の入力システムが許可されたことにより、今後iOS向けのATOKなどが登場すれば、より高度な日本語入力システムが利用できるようになります。

このほか、子供向けのAppleIDを設定してコンテンツ購入を制限する機能や、家族間で購入コンテンツ、写真、カレンダーを共有する機能、書類ファイルを管理する機能「iCloud Drive」、カロリーや睡眠時間、心拍数などのデータを閲覧できる「Health」アプリなどが追加されています。

情報元:Apple