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Google、初の「Android One」スマートフォンをインドで発売

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Googleは9月15日、「Android One」の初めてのスマートフォンをインドで発売すると発表。同日より現地メーカーが製造する3機種の販売が開始されています。

Android Oneは、今年6月のGoogle I/Oで発表された新興市場向けの低価格スマートフォンプラットフォームです。Googleがハードウェアの仕様をパッケージ化することにより端末メーカーがAndroid端末を低コストで製造することができ、これにより一定の性能を備えたAndroid端末を低価格で提供することが可能となります。OSアップデートも直接Googleより提供されます。

販売が開始された端末は、「Spice Android One Dream UNO Mi-498」、「Micromax Canvas A1」、「Karbonn Sparkle V」の3機種。スペックはほぼ共通で、4.5インチFWVGA(480×854)液晶、1.3GHzクアッドコアCPU、1GB RAM、4GBストレージ、背面500万画素/前面200万画素カメラ、1,700mAhバッテリーなどを搭載し、2G/3Gモバイル通信、デュアルSIM、FMラジオに対応します。OSはAndroid4.4.4 KitKatで、次期バージョン”Android L”へのアップグレードが予定されています。価格は6399ルピー(100ドル相当)から。

Googleは、年末までにインドネシア、フィリピン、南アジアでAndroid Oneプログラムを展開し、2015年以降も拡大していくとしています。パナソニック、Acer、ASUS、HTC、Lenovo、Alcatel Onetouch、Intex、Lava、XoloもOEMメーカーとしてAndroid Oneへの参加を表明しています。

情報元:GoogleMicromax InformaticsKarbonn MobilesSpice Retai