楽天は10月29日、携帯事業に本格参入し、「楽天モバイル」を提供開始すると発表しました。同日の午前11時よりサービスが開始されます。
同社はこれまでデータ通信専用SIMの提供を行ってきましたが、新しく提供する「楽天モバイル」ではNTTドコモのMVNOとして、音声通話も可能な「通話SIM」が提供されます。また、ASUSが昨日発表したSIMロックフリースマートフォン「ZenFone 5」とのセット販売も用意されています。
通信速度は下り最大150Mbps／上り最大50Mbps。全国のドコモネットワーク内で利用できます。SIMカードは標準SIM、microSIM、nanoSIMの3種類から選べ、iPhoneなど幅広い機種で利用できます。新規契約した場合、090/080/070の電話番号が発行されます。MNPで電話番号をそのまま他社から乗り換えることも可能。
通話SIMの初期費用は3,000円。通話料は20円/30秒で、無料通話は設けられていません。データ通信の月額料金は、ひと月あたりに利用できる高速通信の量によって異なり、2.1GBプランが1,600円、4GBプランが2,150円、7GBプランが2,960円。利用できる高速通信容量を超えた場合、通信速度が200kbpsに制限されます。常に200kbpsに制限された「ベーシック」プラン（1,250円）もあります。最低契約期間は12カ月。これ未満の解約時には違約金9,800円が発生します。
ZenFone 5とセットの場合、端末費用は26,400円で、初期費用・月額料金は通話SIM単体での契約と同じです。ZenFone 5はAndroid4.4を搭載したスマートフォンで、コストパフォーマンスの高さと上品な外観が特徴。5インチHDディスプレイ、1.2GHzクアッドコアCPU、2GB RAM、800万画素カメラなどを搭載しています。
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情報元：楽天ブロードバンド
