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G’zOne(IS11CA)を触った感想

G'zOne IS11CA実機レビュー

G'zOne IS11CA実機レビュー

KDDI(au)のG’zOne IS11CAに触れてきましたので感想をつづります。

まず先に断っておきたいのですが、耐久度やG’zGearなどの実用的な部分の検証はしていません。むしろそれこそが肝心な本機だけにレポートとしては不十分極まりないのですが、発売前ということでご容赦ください。

さて、まず見た目ですが、かなり堅牢なイメージで格好が良いです。G’zOneシリーズを好んで使ってきた人なら誰しもがそう感じるのではないかと思います(私はG’zOneを使ったことがないので偉そうなことは言えないのですけど・・・)。メーカーのプロモーションビデオでは本機をスポーツカーに例えたシーンが出てきますが、まさにそんな感じです。

手に持ってみると、少し大きめかなぁと感じますが私も手が大きい方ではありませんし、購入する人は大抵男性でしょうから全然許容範囲内だと思います。見た目は予想よりもコンパクトに感じました。全体的に丸みを帯びているからそう感じるのかも知れません。重さは155gと実際にはかなり重い部類に入りますが、これが欲しい人は重さなんか気にしないですよね。

防水・防塵仕様なので、各端子のカバーは非常に堅牢に作られています。カバーを開けたところに赤いライン防水パッキン見え、別段ルックスを意識したのではないのかもしれませんが一層格好良く見えます。

外観は動画に収めてきました。

ホームスクリーンやオリジナルウィジェットなどのデザインも凝っていて、いちいち格好良いです。しかしステータスアイコンなどの基本部分はGingerbread標準のものをそのまま有効活用している感があります。

IS11CAオリジナルのアウトドア向け機能「G’zGear」も簡単にですが操作してみました。本格的に使ってみないと便利さは分かりませんが、旅行をしながらこれらを使えば間違いなく楽しめるだろうなということは感じ取ることができました。

動作は結構サクサクです。処理速度ではXperia acroと遜色は無いと感じました。しかし要所要所の動きに余裕がなくてヌルヌルとした感じは少ないです。同じメーカーのMEDIAS N-04CやMEDIAS WP N-06Cと似た挙動だったと思います。

ブラウザやGoogleマップでの動作もストレスを感じるようなことはありませんでした。

ひととおり動画に収めました。

Quadrantでベンチマークテストをしてみました。初回は1204、2度目は1341という値でした。他機種と比べて少し値が低く出ていますが、開発段階ではこんなもんでしょう。実際Xperia arcもリリース前はこのくらいでしたので。

デフォルトのキーボードはキー幅が狭くて入力しにくそうでした。しかしATOKがプリインストールされていましたのでこれに差し替えれば万事OKです。それとNECカシオ製端末では共通して実装されている、通知エリア内でのクイックセッティング機能がやはり便利そうでした。

総評

G’zOneの名に恥じない作りだと思います。端末デザインや質感は堅牢なイメージで、ミリタリー好きやアウトドア志向の人には堪らないと思います。この外観だけで持つ価値アリといった感じです。

外見だけではなく動作面でも妥協は無いと感じました。他の機種と遜色ない動作スピードを実現できていると思います。肝心のG’zGearの動作も割と軽快でした。

ワンセグの非搭載は私個人的には残念に思いますが、それを除けばタフネススマホとしての全体的な完成度は高いと感じました。

持っているだけでワーキャーされると思いますし、落としたり蹴ったり踏んだり水まみれ・砂まみれにしたりして、それをネタに友達と遊ぶのも面白そうですね。

※追記:カミさんなんかとケンカしたときに思わず投げてしまったり逆に投げられても平気なところもグッドだと思いました。

写真

6件のコメント

  • カバーの赤いラインって、単なる防水パッキンですよ?ガラケーのTYPE-Xも同じです。デザインじゃないと思いますが。

    • コメントありがとうございます!
      すみません、分からないのでお聞きしたいのですが、防水パッキンは必ず赤と決まっているのですか?
      そうでないのならわざわざ赤いパッキンを使うというところにデザイン性を感じるのですがいかがでしょう。

  • 返信ありがとうございます。

    調べて頂くと分かりますが、市場にあるパッキンの色は複数あります。
    色が付いている理由はゴミや何かを挟んだ際のパッキンの劣化を発見しやすくする為だと思います。黒だと分かりづらいですよね。
    衝撃、防水をウリにしていますが、端子のカバーは所有者によって開け閉めしますので、ハードに使われた時の事を踏まえてのCASIOさんの気遣いだと思います。

    ただ、自分は当該端末を全て見た訳ではありませんので、各色毎に色が違うようなら管理人さんのいう通り、デザイン性も踏まえているんだと思います。因みにこの色のパッキンは結構昔のカシオ端末から使われていますよ。(全端末ではありませんが)

    • 詳しく教えていただきありがとうございます。
      なるほど、パッキンの色付けは劣化を発見しやすくするためのメーカーとしての気遣いだということですね。カシオ製端末で昔から使われている色だというのは初めてしりました。

      他の端末カラーのパッキンの色は、記憶が曖昧ですが確かすべて赤だったように思います。

      私としては袖から除くワンポイントカラーのような感じで、粋なテイストを演出しているのかなと思っていたのですが、どうやら単純にそういう事ではないようですね。

      ありがとうございました!

      • 返信ありがとうございます。

        個人的には、過去の端末から使っている色だと思っていましたから、
        デザイン性を踏まえての色ではないかなと思っていましたが、
        各色に合っているのであれば、結果的にデザインの一部と
        カシオのデザイナーさんは判断したのかも知れませんね。

        黒、赤との色の相性はちろんですが、緑はフライトジャケット(MA-1とか)の
        インナーの色とも取れるので、管理人さんの言う通り確かに粋なテイストだと
        思います。

        そいういう所で色々想像して楽しめる端末もなかなかありませんから
        非常に完成度の高い端末なんでしょうね。

        管理人さんのインプレを読みつつ、実機を触るのを楽しみにしています。

        • わざわざご返信ありがとうございます。

          いずれにしろ格好が良いのは確かですね!私も素人に毛が生えたようなものですが、この端末の完成度が高いことは分かります。

          実機を触った際には感想を是非共有させてください。