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レノボが前面フラッシュ搭載のスマートフォン「VIBE S1 Lite」を発表。PCとAndroid端末をリンクさせるドングル「LINK 32GB」も

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レノボが前面にもカメラフラッシュを搭載したAndroidスマートフォン「VIBE S1 Lite」をラスベガスで発表しています。米国価格は199ドル(約24,000円)。同社スマートフォンが販売されている国・地域において、今年の初め頃に発売されます。

5インチFHDディスプレイを搭載したミドルレンジの製品です。レノボは昨年、「VIBE S1」というAndroidスマートフォンを発売しているのですが、スペックや価格から考えてこれの廉価モデルと考えられます。

前面にソニー製の800万画素カメラセンサーを搭載。VIBE S1に搭載されていた奥行きが検知可能なデュアルフロントカメラは省かれ、代わりに前面カメラ用のフラッシュが追加されました。これにより暗がりでも明るい自撮りができるようになったといいます。背面カメラには像面位相差AF対応でデュアルフラッシュを備えた1,300万画素センサーが採用されています。

主なスペックは、5インチFHD(1920×1080)液晶、2,700mAhバッテリー、MediaTek MT6753プロセッサ(1.3GHzオクタコアCPU)、2GB RAM、16GBストレージ+microSDカード対応など。通信はLTEに対応。本体サイズは71×145×8.55mm、重さは約129g。カラーはマットホワイトとマットブルーの2色です。

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レノボはまた、Windows PCとAndroid端末を接続する新端末「LINK 32GB」を発表しています。

32GBのフラッシュメモリーを内蔵したドングルで、これを介してPCとAndroid端末をUSB接続すると、PCの画面にAndroidスマートフォン・タブレットの画面をピクチャーインピクチャー形式(小画面)でミラーリング表示します。

接続後はPCのマウスとキーボードを使ってAndroid端末を操作できます。これにより快適な文字入力やゲームなどの操作が可能となります。またAndroid端末内の音楽や動画ファイルをPC側で再生したり、OSをまたいでテキストのコピー&ペーストや、ドラッグ&ドロップでのファイル転送が可能です。

対応OSはWindows 7/8/8.1/10。本体サイズは約21×78×9mm。価格は39.99ドル(約4,800円)。発売時期は3月です。

情報元:レノボ