Android デバイス&OS

ファーウェイがAndroidスマートフォンの新モデル「Huawei P9/P9 Plus」を発表。ライカと共同開発のデュアルカメラを搭載

huawei_p9

ファーウェイは4月6日、ロンドンでAndroidスマートフォンの新モデルとなる「Huawei P9」と「Huawei P9 Plus」を発表しました。一次発売国において4月16日に発売しますが、この中に日本は含まれていません。価格は599ユーロ(約75,000円)~です。

昨年の同時期に発表された「Huawei P8」「Huawei P8max」の後継機種です。AppleのiPhone 6s Plusを意識してか、P9シリーズでは上位モデルに”max”ではなく”Plus”が使われるようになっています。

P8シリーズは昨年日本でもSIMフリーで発売されていますし、ファーウェイは日本のSIMフリー市場で昨年ASUSに次ぐシェア第2位を獲得して一定の評価も得ていますから、一次発売国からは漏れたもののP9シリーズもいずれ日本で発売されることになりそうです。

P9シリーズではライカと共同開発したというデュアルカメラを搭載しているところが大きな特徴となっています。カラーとモノクロの2つのセンサーを使うことで、ディテール、奥行き、色味に優れた撮影が可能だといいます。また1.25umの大きな画素サイズの1,200万画素センサーが採用されていて、低照度下でも明るい撮影が可能とされています。より高速なフォーカスが可能な「ハイブリッドAF」も搭載されました。

カメラの機能としてはこのほか、「標準」、「鮮やか」、「スムース」という異なる色味で撮影が可能な「Leica Film Mode」や、モノクロモード、プロモードといった撮影機能が搭載されています。

Huawei Pシリーズは性能とデザインを両立させることをコンセプトにしたシリーズです。アルミユニボディーとダイヤモンドカットエッジ、そして2.5D曲面ガラスによって質感が高められています。

Huawei P9の主なスペックは、5.2インチFHD(1,920×1080)ディスプレイ、Kirin955プロセッサ(2.5GHz A72×4コア+1.8GHz A53×4コア)、3,000mAhバッテリー、800万画素前面カメラ、Wi-Fi 2.4/5.0GHz, a/b/g/n/ac、Bluetooth4.2、USB Type-C、指紋認証機能など。モバイル通信はLTE(TDD/FDD)、3G、2Gに対応しています。

メモリーはモデルによって異なり、「Single SIMバージョン」と「Dual SIM 32GBバージョン」が3GB RAM+32GB ROMの構成で、「Dual SIM 64GBバージョン」が4GB RAM+64GB ROMの構成となっています。

Huawei P9 Plusは5.5インチFHDの有機ELディスプレイを搭載しています。プロセッサはKirin955でメモリーは4GB RAM+64GB ROM。バッテリーはより大容量の3,400mAh。Huawei P9には搭載されていないPress Touch(感圧タッチ機能)や、ステレオスピーカー、前面カメラのオートフォーカス機能を搭載しています。

本体サイズ/重さは、Huawei P9が145×70.9×6.95mm/144g、Huawei P9 Plusが152.3×75.3×6.98mm/162gです。

情報元:Huawei