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通信距離100m、内蔵電池で最大3年。デザインにもこだわった忘れ物防止タグ「Wistiki」が発売へ

クラウドファンディングサイト「MotionGallery」で、スマートフォンと連携して持ち物を見つける「Wistiki」(ウィスティキ)という名前のアイテムが注目を集めています。

残り期間はあと12日。これまでに約3,500人のコレクターから、当初の目標金額である100万円を遥かに超す約3,000万円の資金が集められていています。リターンは「Wistiki」1個で3,900円、2個で6,500円、3つのデザインをそれぞれ1つずつ計3個で8,900円など。

目標としていた日本市場への進出はすでに確定していて、日本語版の公式ウェブサイトも公開されています。一般への販売は今年の夏前が予定されています。

「Wistiki」はフランス・パリに本社を置くIoTメーカー「Wistiki」によって開発された、Bluetoothを用いた忘れ物防止タグです。スマートフォンと連動させることで、「音を鳴らす」や「地図上に場所を表示する」といった方法で、Wistikiを付けた持ち物の場所をスマートフォンから探すことができます。

スマートフォンと連携する忘れ物防止タグは今や特別珍しいものではありませんが、「Wistiki」は通信距離が最大100mと広域であることと、内蔵電池で最長3年間と長寿命であることが、他社製品よりも優れた点となっています。

また、サークル型、スティック型、カード型と、形状の異なる3つのデザインが用意されていることも特徴で、持ち物に合わせて適した形の「Wistiki」が選択できます。しかもそのデザインは、アサヒビール本社横の「炎のオブジェ」やスティーブ・ジョブズのヨット設計でも知られるフランスを代表するクリエイターのフィリップ・スタルク氏が監修しているとのことで、一般的な製品よりも見た目の面でも優れています。

wistiki_type

忘れ物防止&失せ物防止の機能としては、Wistikiから音を鳴らして場所を特定する「呼出音」、Wistikiからスマートフォンを鳴らす「逆発信」、アプリ上のレーダーでWistikiとの距離を視覚的にみせる「距離センサー」、地図にWistikiの場所を表示する「GPS表示」、Wistikiとの接続が途切れると通知する「電子リード」、逆にWistikiとの距離が近づくと通知する「逆電子リード」などが搭載されています。

また「コミュニティー」と呼ばれる機能もあり、Wistikiとの接続が途切れて場所が特定できなくなってしまった際に、Wistikiのアプリをインストールした他のユーザーがWistikiのBluetooth圏内に入ると、随時、自動かつ匿名でWistikiのGPS情報を更新。これにより、最初に接続が途切れた場所から誰かが移動させた場合でも、最新の場所情報を得ることが可能となっています。

この他の特徴は、1つの端末に最大10個のWistikiを登録可能、高低音を組み合わせた雑踏の中でも聞こえやすい呼出音、防水加工で耐荷重50Kg、パソコンとも連携可能、15gの軽量ボディー・・・など。



Wistiki(ウィスティキ) by starck – the first connected jewels – フランス製高機能Bluetoothタグアクセサリー – Wistiki
http://www.wistiki.jp/

情報元:MotionGallery