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自分の演奏をミックスできるイヤホン「マルチライブモニターイヤホン」がJVCケンウッドから登場

JVCケンウッドが、クラウドファンディングサイトMakuakeにて「マルチライブモニターイヤホン」を制作するためのプロジェクトを開始しました。すでに目標金額1,000,000円に対して248%にあたる2,483,000円が集まっています。

マルチライブモニターイヤホンは、「周囲音取り込み機能」を搭載したワイヤレスイヤホンです。本体にマイクが内蔵されていて、音楽を聴きながら周囲の音も取り込むことができます。

スマートフォンの音楽をこのマルチライブモニターイヤホンを通じて聴きつつ、ギターなど自分が演奏する楽器の音を取り込みながら、まるでセッションしているかのような感覚で演奏を楽しむことができます。仲間との練習をスマートフォンに録音しておけば、メンバーが揃わなくても自分一人で録音した音楽に合わせて練習ができます。

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マイクの音と音楽のミキシングは本体のパワードミキシングBOXで処理するので、周囲音と音楽の間に遅延のない高音質サウンドが楽しめるとされています。

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専用アプリでは、音楽と周囲音のミキシング量などを調整できます。

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バーチャルセッションができること以外にも、「電車のアナウンスを聞き逃さない」、「仕事中にBGMを流しても同僚の声に反応できる」、「買い物時にレジでイヤホンを外さなくて良い」、「夜間の歩行時でも周囲の声が聞こえる」などの特徴があります。

外観にもこだわりが感じられ、ブッシング部はアルミ素材にローレット仕上げに。パワードミキシングBOXはギターアンプのような質感が再現されています。カラーバリエーションは3色です。

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スマートフォンとはBluetoothでワイヤレス接続します。マイクを使ってハンズフリー通話も可能です。アプリはAndroid4.3またはiOS5.1以降に対応。バッテリー稼働時間は連続5時間以上を目指し開発をしているとのことです。

価格は通常コースで税込15,000円。各色100台限定、合計300台まで、早割価格の税込13,000円で購入できます。

開発スケジュールとしては、8月に金型製作開始、10月にサンプル完成、12月にリターン品の製造が開始され、来年の1月に出荷開始となっています。今回のプロジェクトの反響によっては、一般小売向けの販売も検討するそうです。

プロアーティストとバーチャルセッション。JVCが音楽ファンに贈るイヤホンの新体験 |
https://www.makuake.com/project/jvc-mlm/

情報元:サイバーエージェント