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IoT錠剤入れを大塚製薬とNECが共同で開発へ。脳梗塞患者向けに

大塚製薬とNECが、スマートフォンと連携する「IoT服薬支援容器」を共同開発すると発表しています。

これは脳梗塞の再発抑制薬である抗血小板剤の毎日の服薬をアシストする錠剤入れです。

薬を飲む時間帯になるとLEDが自動点灯して患者に通知します。また薬の取り出しを検知して、薬を飲んだ日時を容器のメモリーに自動保存。スマートフォンやタブレット端末に送信します。

スマートフォンでアプリをみれば服薬の履歴を確認でき、本人はもちろん、家族や薬剤師も服薬状況の把握などに活用することができます。

プレスリリースによると、脳梗塞の再発抑制のためには抗血小板剤の毎日の服薬が鍵となるが、「うっかり忘れ」や「自己判断で服薬を中止」などによって、服薬率は半年で約5割まで低下するという報告があるそうです。

今後ほかの薬でも使えるようになり、病院からの貸し出しや、一般販売などが開始されれば、一気に普及して身近なアイテムになりそうです。

情報元:NEC