Android デバイス&OS

富士通の法人向けSIMフリースマホ「ARROWS M357」。耐薬品性能を備え医療現場にも適する

富士通が法人向けSIMフリースマートフォン「ARROWS M357」を12月に発売すると発表しています。

5インチHD(1,280×720)液晶を搭載したAndroidスマートフォンです。プロセッサーはローエンド向けのSnapdragon410でコア数は4、最大周波数は1.2GHz。メモリーは2GB RAM、16GB ROM。背面に1,310万画素、前面に500万画素のカメラを備えています。OSはAndroid6.0です。

対応バンドはLTE:1/3/8/19/26、3G:/5/6/8/19、GSM:850/900/1800/1900MHz。ドコモ、au、ソフトバンクのネットワークに対応しています。

このほか通信機能としてWi-Fi IEEE802.11 a/b/g/n(2.4GHz/5.0GHz)、Bluetooth4.1、NFC、Felica、GPSに対応しています。Wi-Fiハンドオーバーに対応しているので、無線LANでVoIP通話中、移動してもアクセスポイントが自動的に切り替わるので途切れる心配がありません。

本体サイズは約144×72×7.8mm。重さは約141g。IPX5/IPX8,IP6X防水・防塵のほか、MIL規格に準拠した高い耐久性、堅牢性を備えています。また独自の落下試験をクリアし、1.5mの落下にも耐えられる作りになっています。

さらにはイソプロピルアルコール、エタノール、次亜塩素酸ナトリウムに対する耐薬品性能を備えていて、医療現場などにも適しているとされています。軍手や手袋をしたままでのタッチ操作にも対応しています。

バッテリー容量は2,580mAhで、連続通話は約770/700分(LTE/3G)、連続待受は約640時間/780時間(LTE/3G)。急速充電に対応しています。

製品開発から部品の受け入れ・検査、組み立て、試験・評価、梱包出荷に至るまで、徹底的に管理された国内の自社工場での一貫作業で生産しているとのことです。

情報元:富士通