Android デバイス&OS

auの2016年冬モデルに3機種が追加。AQUOS、URBANO、Qua tabの新モデル

KDDIが11月7日にauの2016年冬モデルを追加発表しています。11月下旬より順次発売されます。

auの2016年冬モデルは10月18日に「Xperia XZ SOV34」と「isai Beat LGV34」の2機種が発表されていましたが、今回はさらに3機種が追加で発表されました。

追加されたのはシャープ製のスマートフォン「AQUOS U SHV37」と、京セラ製のスマートフォン「URBANO V03」、そしてLG製のタブレット「Qua tab PZ」です。いずれもAndroid 6.0 Marshmallowを搭載し、先に発表された2機種よりも買いやすい価格帯の製品となっています。

なおAQUOS U SHV37とQua tab PZの2機種は、提供時期は未定ながらAndroid 7.0 NougatへのOSバージョンアップが予定されています。

AQUOS U SHV37

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5.0インチHD(1,280×720)のIGZO液晶、Snapdragon430、2GB RAM/16GB ROM、1,310万画素/500万画素カメラ、2,700mAhバッテリーなどを搭載したミドルスペックモデルです。MVNO向けのSIMフリーモデル「AQUOS SH-M04」がベースと思われ、スペックはほぼ同じ内容です。指紋認証機能が搭載されておらず、この点がドコモの「AQUOS EVER SH-02J」と異なる部分となっています。発売は11月下旬が予定されています。

通信は下り最大150Mpbsの4G LTE、WiMAX 2+に対応。機能はおサイフケータイ、NFC、防水・防塵に対応し、ワンセグ/フルセグ、赤外線通信には非対応。独自機能として、人工知能「エモパー」や、就寝時間が近づくとブルーライトカットモードに切り替わる「リラックスオート」、画面下のLEDと画面が連動して光る「ヒカリエモーション」などを搭載しています。

本体サイズは約71×143×8.3mm。重さは約137g。カラーは、ライム×ゴールド、プラチナ×ホワイト、ピンク×パウダー、メタル×ブラックの4色。丸みがあって持ちやすく、シンプルなデザインとなっています。

URBANO V03

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スマートフォン初心者や難しい操作が苦手なシニア層をメインターゲットにした「URBANO」シリーズの最新モデルです。発売は12月上旬。ケータイに近い操作感を実現する「エントリーホーム」、「ケータイ入力」といった機能や、相手の声を聞き取りやすくする「スマートソニックレシーバー」、「聞こえ調整」、いろいろなシーンで気兼ねなく使える防水・防塵・耐衝撃機能などを備えています。

今作では新たに電話専用の物理ボタンが本体側面に搭載されました。着信時に長押しすると電話に出ることができます。また、画面ON時に長押しすれば、事前に設定した相手にワンタッチで電話をかけたりメールを送信することができます。「電話」という最も基本的な機能をよりダイレクトな操作で使えるようになっています。なお「ホーム」、「戻る」などの操作キーも物理ボタンが採用されています。

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主なスペックは、5.0インチHD(1,280×720)TFT液晶、Snapdragon430、2GB RAM/16GB ROM、1,300万画素/500万画素カメラ、2,600mAhなど。通信は下り最大150Mpbsの4G LTE、WiMAX 2+に対応。機能はおサイフケータイ、赤外線通信、防水・防塵・耐衝撃に対応し、ワンセグ/フルセグ、NFCには非対応。

本体サイズは約72×145×8.9mm。重さは約137g。カラーは、ブリティッシュグリーン、ローズピンク、ロイヤルブラックの3色です。

Qua tab PZ

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auオリジナルブランド「Qua」の4作目となるタブレットです。発売は12月上旬。10.1インチの大画面モデルで、シリーズで初めてワンセグ/フルセグに対応しました。購入するとテレビ視聴に便利な「タブレットスタンド」がもらえます。

主なスペックは、10.1インチWUXGA(1,920×1,200)IPS液晶、Snapdragon617、2GB RAM/16GB ROM、前後500万画素カメラ、7,000mAhバッテリーなど。通信は下り最大150Mpbsの4G LTE、WiMAX 2+に対応。おサイフケータイ、NFC、赤外線通信には非対応です。

本体サイズは 約258×164×7.9mm。重さは約486g。カラーは、ホワイト、ピンク、ネイビーの3色。7月に発売されたQuaブランドのスマートフォン「Qua phone PX」と共通のデザインが採用されています。

2017年春モデルは?

2016-2017冬春モデルとして新機種を発表済みのドコモとソフトバンクに対し、KDDIは2017年モデルをまだ発表していません。来年の早い時期にさらに新機種が追加発表される可能性があります。

情報元:KDDI(1/2/3