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発火問題でリコールとなったGalaxy Note 7の改修版「Galaxy Note Fan Edition」が韓国で発売

バッテリーの発火問題でリコールとなったGalaxy Note 7の整備済みバージョンが「Galaxy Note Fan Edition」として韓国で発売されました。韓国では40万台限定で販売されます。その他の国での販売は今後決定されます。

Galaxy Note 7は、専用のスタイラスペンによりスムーズな手書き入力やイラストの描き込みが可能な「Samsung Galaxy Noteシリーズ」の現行最新モデルで、2016年に発表・発売されました。当初は日本での発売も計画されていたようですが、海外で先行して発売されたモデルが相次ぐ発火事故により発売2カ月で全数リコールとなり、その後さまざまな市場への投入が見送られました。

「Galaxy Note Fan Edition」は、Galaxy Note 7の未開封品・未使用品の部品を活用して製造されたものです。サムスンはリコール品の廃棄も検討したようですが、環境破壊や資源の乱費などの観点から、部品を再利用した改修版のリリースを決めたそうです。もちろんリコールによる金銭的な損失をカバーする考えもあっただろうと思います。

この改修版には発火を引き起こしたモデルとは異なるバッテリーが搭載されています。バッテリー容量は3,200mAhへと減らされましたが、複数の安全設計と、非常に厳しい安全性検査によって、かつての問題を完全に解消したとされています。

また価格は699,600ウォン(日本円で約68,700円)と、改修前のモデルと比べて約3割安く設定されています。9月の発売が噂されている次期モデル「Galaxy Note 8」は価格が12万円超にもなると予想されているので、この点は大きなアドバンテージであると言えます。

バッテリー以外のスペックは改修前モデルと同じです。5.7インチQuad HD Dual edge Super AMOLEDディスプレイ、Snapdragon Exynos 8890プロセッサ、4GBメインメモリー、64GB内蔵ストレージ、背面1,200万画素/前面500万画素カメラなどを搭載し、機能面ではシリーズ初の防水・防塵、指紋+虹彩認証センサー、QiとOMA準拠のワイヤレス充電、USB Type-Cに対応しています。

OSはAndroid 7.0 Nougatに換装されています。また、Galaxy S8で新搭載されたBixbyの一部機能が追加されています。

情報元:Samsung