Android デバイス&OS

ASUSの最新Androidスマホ「ZenFone 4」が正式発表。全モデルでデュアルカメラを採用

ASUSがAndroidスマートフォンの新製品として「ZenFone 4」「ZenFone 4 Pro」「ZenFone 4 Selfie」「ZenFone 4 Selfie Pro」「ZenFone 4 Max Pro」の5機種を台湾で発表しました。いくつかは日本でも発売される見込みです。

特徴の異なる3シリーズで展開

ASUSはZenFoneの最新モデルを、「ZenFone 4シリーズ」、「ZenFone 4 Selfieシリーズ」、「ZenFone 4 Maxシリーズ」という3つのシリーズで展開します。そしてそれぞれにノーマル版と、一部スペックを強化した上位版の2モデルを用意しています。

なお、ZenFone 4 Maxは一足先に発表されていたので今回は発表されませんでした。

全モデルでデュアルカメラを装備

ZenFone 4ファミリーの全てのモデルが背面または前面にデュアルカメラを搭載しています。デュアルカメラを全モデルに搭載したスマートフォンシリーズというのは他社を含めて過去に無いそうです。すべてのシーン、距離、照度条件において、ベストな写真を撮ることができるとされています。

ZenFone 4シリーズ

上位版はデュアルカメラの仕様が異なる

ZenFone 4シリーズには「ZenFone 4」と、その上位版にあたる「ZenFone 4 Pro」があります。どちらも背面にデュアルカメラを搭載していますが、内容は異なるものになっています。

ZenFone 4に搭載されているデュアルカメラは、標準カメラと120度広角レンズを組み合わせたものです。シーンや撮りたい構図によって画角の違うカメラを切り替えて使います。

一方、上位版となるZenFone 4 Proのデュアルカメラは、iPhone 7 Plusのカメラと同じ標準カメラ+望遠カメラの構成になっていて、2倍の光学ズームや合計10倍ズームの望遠撮影、2つのカメラを同時に使った自然なボケ味を生むポートレート撮影などが可能となっています。

ZenFone 4の標準カメラに使われているセンサーはソニーのフラグシップモデル「IMX362」です。

画素数は1,200万画素、センサーサイズは1/2.55、ピクセルサイズは1.4µm。レンズのf値は1.8。最大0.03秒で被写体に焦点を合わせる像面位相差オートフォーカスや、写真と動画の両方に対応する被写体追尾オートフォーカス、写真撮影用の4軸光学式手ぶれ補正、動画撮影用の3軸電子式手ぶれ補正、4K動画撮影に対応し、自然な色補正が可能なRGBセンサーまで搭載しています。

ZenFone 4 Proの標準カメラにも同じIMX362が使われていますが、レンズはより明るいf1.7のものが使われています。望遠カメラの方のセンサーは1,600万画素のソニー「IMX351」です。

 

AMOLEDディスプレイを採用したZenFone 4 Pro

ZenFone 4の主なスペックは、5.5インチIPS液晶(FHD 1,920×1,080)、Snapdragon 660/630、4GB/6GBメインメモリー、64GB eMCP内蔵ストレージ、microSDカード対応、3,300mAhバッテリー、Android 7 Nougat。

ZenFone 4 Proの方は、5.5インチAMOLED(FHD 1,920×1,080)、Snapdragon 835、6GBメインメモリー、64GB/128GB内蔵ストレージ、microSDカード対応、3,600mAhバッテリー、Android 7.1.1 Nougatなどとなっています。

ZenFone 4はアッパーミドルで、ZenFone 4 Proはハイエンドの内容です。液晶かAMOLEDかという違いも大きいです。

SIMスロットはどちらもデュアル仕様でLTE+3GのDSDSに対応。ZenFone 4 Proの方は日本向けと思われる「JP/IN version」の対応周波数が公開されていて、それによるとFDD-LTE(Bands 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 12, 17, 18, 19, 20, 26, 28, 29, 30)、TD-LTE(Bands 38, 39, 40, 41)、WCDMA(Bands 1, 2, 3, 4, 5, 6, 8, 19)、EDGE/GPRS/GSM(850, 900, 1800, 1900MHz)に対応するとされています。

このほか、通信機能としてIEEE802.11 a/b/g/n/ac Wi-Fi、Bluetooth 5.0、Wi-Fi direct、NFCに対応。USBポートはUSB Type-Cです。ナビゲーションはGPS/AGPS、GLONASS、BDS。センサーは指紋、加速度、電子コンパス、ジャイロ、照度、近接、RGB、磁気を搭載しています。

本体サイズはZenFone 4が75.2×155.4×7.5mm/165g。ZenFone 4 Proが75.6×156.9×7.6mm/175g。躯体はアルミで、前面と背面の両方ともに2.5Dの曲面ゴリラガラスが使われています。前面には独立したナビゲーションボタンを備えています。

Zenfone 4

Zenfone 4 Pro

ZenFone 4 Selfieシリーズ

高い自撮り性能が特徴のZenFone 4 Selfieシリーズには、「ZenFone 4 Selfie」と、その上位版となる「ZenFone 4 Selfie Pro」の2機種が用意されています。

標準+広角レンズのデュアル前面カメラ

どちらも大口径の標準レンズと広角レンズのデュアルレンズ構成の前面カメラを搭載していて、通常の撮影にも、大人数でのグループショットや背景を大きく入れたダイナミックな撮影にも対応できるようになっています。ボケの効いた自撮りも可能です。また前面LEDフラッシュを搭載し、低照度下での撮影にも強くなっています。

写真や動画にさまざまなエフェクトを付けられるSelfieMaster機能では、エフェクト付きの映像をディスプレイでリアルタイムに確認しながら撮影したり、ライブ配信することができます。美肌・美化、コラージュなどの編集が可能です。

ZenFone 4 Sefieの前面デュアルカメラは、2,000万画素の標準カメラ(f2.0)と、800万画素の120度広角カメラの組み合わせたものです。背面カメラの画素数は1,600万画素。

上位版のZenFone 4 Selfie Proの前面デュアルカメラは、ZenFone 4/4 Proのメインカメラでも採用されているソニーの「IMX362」センサーを採用することで撮影性能がさらに高められています。DuoPixelcameraと呼ばれる技術によって2,400万画素の撮影が可能。またスマートフォンとしては世界で初という、前面カメラでの4K動画撮影に対応しています。

背面カメラにはソニー製の1,600万画素センサーが採用されています。最大0.03秒の像面位相差オートフォーカス、動画撮影用の電子式手ぶれ補正、4K動画撮影などに対応しています。

ミドル~アッパーミドルのスペック

ZenFone 4 Selfieの主なスペックは、5.5インチIPS液晶(HD 1,280×720)、Snapdragon 430、4GBメインメモリー、64GB eMCP内蔵ストレージ、microSDカード対応、3,000mAhバッテリー、Android 7 Nougatなど。

ZenFone 4 Selfie Proのスペックは、5.5インチAMOLED(FHD 1,920×1,080)、Snapdragon 625、3GB/4GBメインメモリー、64GB  eMCP内蔵ストレージ、microSDカード対応、3,000mAhバッテリー、Android 7 Nougatなどとなっています。

ZenFone 4 Selfieはミドルレンジ、Selfie Proはアッパーミドルの内容です。ディスプレイサイズは同じですが解像度が異なり、また液晶とAMOLEDで種類も違います。

どちらもデュアルSIM仕様でLTE+3GのDSDSに対応していますが、ZenFone 4 SelfieのみmicroSDカード用の専用スロットが設けられていて、DSDS運用をしながらmicroSDカードの使用も可能となっています。これは大きな特徴です。

対応周波数は、ZenFone 4 Selfie(TW/JP/HK/PH/BR version)がTD-LTE(Bands 38, 41)、FDD-LTE(Bands 1, 3, 5, 7, 8, 18, 19, 26, 28)。ZenFone 4 Selfie Pro(TW/JP/HK version)がFDD-LTE(Bands 1, 3, 5, 7, 8, 18, 19, 26, 28)、TD-LTE (Bands 38, 41)、WCDMA(Bands 1, 2, 5, 6, 8, 19)、GSM(850, 900, 1800, 1900 MHz)となっています。

通信機能はIEEE802.11 b/g/n Wi-Fi、Bluetooth4.0、Wi-Fi direct、GPS/AGPS、GLONASS、BDSSに対応。センサーは、指紋、加速度、電子コンパス、ジャイロスコープ、照度、近接、RGBセンサーを搭載しています。

USBはどちらもUSB micro-B規格です。

本体サイズはZenFone 4 Selfieが76.2×155.66×7.85mm/144g、ZenFone 4 Selfie Proが74.83×154.02×6.85mm/147gです。側面と背面はアルミ素材で、前面には2.5D曲面ゴリラガラスが採用されています。

ZenFone 4 Selfie

Zenfone 4 Selfie Pro

ZenFone 4 Maxシリーズ

5,000mAhの大容量バッテリーを搭載したシリーズです。「ZenFone 4 Max」と、上位版の「ZenFone 4 Max Pro」の2機種があります。今回は主にカメラ性能が強化されている「ZenFone 4 Max Pro」の方が発表されました。

背面のデュアルカメラは、f2.0、1,600万画素の標準カメラと、120度広角カメラの構成となっています。0.03秒の像面位相差オートフォーカスや、動画撮影用の電子式手ぶれ補正に対応しています。また前面カメラにもf2.0でLEDフラッシュ付きの1,600万画素のカメラが搭載されています。

この他の主なスペックは、5.5インチIPS液晶(FHD 1,920×1080)、Snapdragon 430/425、2GB/3GBメインメモリー、32GB eMCP内蔵ストレージ、microSDカード対応、Android 7 Nougatなどです。

デュアルSIM仕様でLTE+3GのDSDSに対応。microSDカード専用スロットも備えます。日本に投入されるモデルの対応周波数は、FDD-LTE(Bands 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 12, 17, 18, 19, 26, 28)、TD-LTE(Bands 38, 41)、WCDMA(Bands 1, 2, 4, 5, 6, 8, 19)、EDGE/GPRS/GSM(850, 900, 1800, 1900MHz)となっています。

通信機能はIEEE802.11 b/g/n、Bluetooth4.2、Wi-Fi drect、GPS, AGPS, GLONASS, BDSに対応。センサーは、指紋、加速度、電子コンパス、ジャイロスコープ、照度、近接センサーを搭載しています。

本体サイズは76.9×154×8.9mm/181g。

情報元:ASUS