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来夏より新幹線車内で無料の公衆無線LANサービスが開始。メアド等の登録だけで誰でも使える

来年の夏ころから新幹線車内で無料の公衆無線LANサービスが開始されます。

11月7日、JR東日本とJR西日本はそれぞれ、新幹線車内で、訪日外国人に向けた無料公衆無線LANサービスを提供すると発表しています。

提供開始時期は2018年夏頃。対象の車両は、東北新幹線E5系、上越新幹線E7系、北陸新幹線E7/W7系、秋田新幹線E6系 で、機器を取り付けた編成より順次サービスを開始するとのこと。

主に訪日外国人に向けたサービスではありますが、メールアドレスなどを登録することで誰でも利用が可能なようです。利用方法などの詳細は、サービス開始時までに改めて案内されます。

JR東西はこれまでも駅や一部の列車内で公衆無線LANサービスを提供しています。これと似たものが新幹線車内でも利用できるようになるわけです。新幹線車内の公衆無線LANサービスはJR東海が2009年からN700A・N700系の東京~新大阪区間で提供していますが、利用するには公衆無線LAN事業者との契約が別途必要でした。

なお、モバイルネットワークを使用したサービスとなるため、トンネル内や山間部では利用できないことがあるとのことです。通信速度についてはまだ案内がありませんが、恐らくは現在N700A・N700系で提供されているサービスと同じで下り最大2Mbpsまでになると思われます。

関連リンク:プレスリリース(JR東日本JR西日本