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Twitterの文字数制限が280文字に拡大。でも日本語は対象外。その理由は・・・?

Twitterの制限文字数が280文字に拡大されました。ただし、日本語、中国語、韓国語を除いてです。

Twitter社は11月7日、日本語、中国語、韓国語以外の言語の制限文字数を280文字に拡大したと発表しています。英語やスペイン語、ポルトガル語、フランス語などの言語では今後、最大で280文字までのテキストをツイートできます。日本語環境でも適用されます。

併せて、残り文字数を知らせる方法も新しくなりました。新たに入力欄右下に円状のインジケータが表示されるようになり、まだ入力が可能かどうかが直感的に分かるようになっています。

また文字数が上限近くになってくると、より具体的に数字でも知らせてくれます。

なぜ日本語と中国語、韓国語は文字数制限緩和の対象外になったのかですが、この3言語は他の言語に比べて同じ文字数のテキストでも倍近い情報量を伝えることができ、これまでの140文字であっても比較的容易に伝えたいこと表現できていたからだそうです。

一方、英語などでは自分の考えを140文字以内にまとめることは簡単ではなく、送信する前に単語を削除したり、編集することに時間を使うことになり、場合によってはツイートすることを諦めるといったこともよく起こっていたそうです。

より多くの人達がフラストレーションを感じることなくツイートできるようするため、全体的な施策として制限文字数を280文字に拡大するが、先の3言語だけは従来通りで良いという判断となったわけです。

同じことを伝えるのに英語では140文字、スペイン語では154文字必要なのに対し、日本語では67文字しか要さない。

そもそも文字数制限など撤廃すればよいのにという意見もありますが、Twitter社は「簡潔さがTwitterの信条です」と言っています。簡潔だからこそ、言わんとしていることがダイレクトに伝わり、「知りたいことが知れる場所」として世界中の多くの人々に親しまれているというわけですね。

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