富士通が携帯電話事業を売却。新体制後もarrowsやらくらくブランドは継続

富士通の携帯電話事業が3月末にポラリスへと売却されます。

売却後もarrowsブランドやらくらくブランドの商品は提供され続けます。

1月31日、富士通は、同社の連結子会社である富士通コネクテッドテクノロジーズの株式を、ポラリスキャピタルグループへ譲渡することで合意し、契約を締結したと発表しています。

富士通コネクテッドテクノロジーズは、富士通の携帯電話事業を行う会社として、2016年2月に分社化によって設立された会社です。設立以降はこの会社がarrowsやらくらくブランドの端末を開発・製造・販売していました。

投資ファンドのポラリスへの譲渡が決まったわけですが、新体制になった後も、上記のブランドの端末や商品は提供され続けます。なお、富士通は富士通コネクテッドテクノロジーズの株式を30%保有します。

ポラリスは、シニア世代に圧倒的な支持を得ているらくらくシリーズや、根強い人気のあるarrowsシリーズのブランド力と高い技術力を評価し、またシニア向けSNS「らくらくコミュニティ」を活用した新規事業の展開にも高いポテンシャルを感じているとのことです。