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ワイモバイルとUQ mobileからHUAWEI P20 liteが6月中旬以降発売。ストレージは半分だけどさらに安く

ワイモバイルとUQ mobileが「HUAWEI P20 lite」を6月中旬以降に発売すると発表しています。どちらもSIMロックフリー仕様で販売されます。

価格は一括3万円程度で、実質負担額は13,000円前後になるようです。

HUAWEI P20 liteはAndroidを搭載した中国Huawei製のスマートフォン。3種類あるP20シリーズの中では低価格モデルに位置づけられる製品で、買いやすい価格が魅力ですが、中身はクアッドコアCPUや大容量の4GBメインメモリー&32GB内蔵ストレージなど、ハイエンドに近いパーツで構成されています。OSバージョンはAndroid 8.0 Oreoです。グローバルで活躍するHuaweiですからソフトウェアアップデートのサポート品質にも期待ができます。

ディスプレイは5.8インチのTFT液晶で解像度は2,280×1,080ピクセルです。アスペクト比は19:9。流行りのノッチ有りディスプレイとなっていて、左右のベゼルも狭く、とても先進的な見た目をしています。

背面のメインカメラは1,600万画素と200万画素の2つのカメラを組み合わせたデュアル仕様となっていて、奥行きを読み取ることで一眼レフカメラのように背景をボカした美しい撮影が可能とされています。上位モデルが搭載する「ライカカメラ」ではありませんが、十分に品質の高い撮影ができそうです。前面カメラは1,600万画素のセンサーと78度の広角レンズを搭載していてセルフィーが捗りそうです。

ワイモバイル版は対応周波数が公開されています。4Gは700MHz・900MHz・1.7GHz・2.1GHz・2.5GHzに対応、3Gは900MHz・2.1GHzに対応しています。データ通信方式はLTE、AXGP、3Gで、通信速度は下り最大187.5Mbps / 上り最大37.5Mbpsとされています。

UQ mobile版は対応周波数は不明ながら下り最大通信速度は220Mbps(WiMAX 2+) / 225Mbps(LTE)とされています(UQ mobile版はどうやらnanoSIM×2のデュアルSIM仕様となっているようです。ただし2枚めのSIMの動作保証はしていないのだとか)。

無線LANはIEEE802.11 a/b/g/n/acに対応。Bluetoothのバージョンは4.2です。

緊急速報メール、GPS、国際ローミング、テザリング、そして生体認証として指紋と顔に対応しています。一方で、おサイフケータイ、NFC、ワンセグ・フルセグ、赤外線通信、防水・防塵はすべて非対応となっています。この点だけは注意が必要。

本体サイズは約149×71×7.4mm。重さは約145g。カラーバリエーションはクラインブルー、サクラピンク、ミッドナイトブラックの3色が用意されています。

なお、HAWEI P20 liteはKDDIもauの2018年夏モデルにラインアップしていますが、内蔵ストレージが倍の64GBである代わりに、実質負担額は約2.4万円と、多少高くとなっています。auはテザリングが有料であることも検討すべき点です。

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