Android デバイス&OS

シャープ「AQUOS zero」を写真と動画で紹介 軽さは正義

ソフトバンクから2018年12月上旬発売予定のシャープ製最新Androidスマートフォン「AQUOS zero(801SH)」。千葉・幕張メッセで開催中のCEATEC JAPAN 2018にて実機が展示されていたのでタッチ&トライしてきました。写真と動画で紹介いたします。

軽くおさらいをすると、AQUOS zeroは最新のAndroid 9 Pieを搭載したシャープ製のスマートフォンで、大型ディスプレイや最新プロセッサ等を搭載するハイエンドモデルでありながら約146gというコンパクトモデル並みの軽さを実現している点が特徴となっています。

シャープにはもうひとつAQUOS Rというハイエンドシリーズがありますが、AQUOS zeroとは特徴の異なるフラグシップモデルとして並行して展開されます。AQUOS zeroは注目度の高い最新テクノロジーを適用した少し尖った機能を持つ製品であるのに対して、AQUOS Rは総合的なパフォーマンスや使いやすさを追求した王道のシリーズという棲み分けがされています。

AQUOS Rシリーズの次期モデルは開発が進められているらしいので、来年の夏商戦用の製品としてキャリア各社から発売されることになると思います。

少し話がそれましたがAQUOS zeroのタッチ&トライです。

軽さに貢献しているのはスマートフォンAQUOSとして初の採用となる有機ELディスプレイと、背面と側面に採用されたアラミド繊維&マグネシウム合金です。

有機ELモジュールは液晶よりも薄くて軽い構造なので、スマートフォン本体の薄型・軽量化に貢献します。また、3D曲げや広色域、深い黒を表現できコントラストが高いなどのメリットもあります。

実際に手に持ってみると、約6.2インチの大型ディスプレイを搭載しているとは到底思えないような軽さを感じます。

上の画像は左がAQUOS zeroで右が4.7インチのiPhone 8なのですが、なんとこんなに大きいAQUOS zeroの方が軽いのです。チグハグな印象を受けますよね。

ブースにはiPhone XS Maxを想定した約200gの模型が比較用に用意されていてAQUOS zeroともち比べることができたのですが、やはり雲泥の差がありました。長時間使ったときの負担も相当違ってくるはずです。

ディスプレイは切り欠き(ノッチ)があるタイプです。上下のベゼルは少し広め。

有機ELディスプレイは写真や動画の表示が特に綺麗で立体的に見えます。会場の説明員さんによれば、他社の有機ELディスプレイと比べて品質がどうかは分からないが、シャープとしての水準は十分にクリアしているとのことでした。

個人的には他社の有機ELディスプレイに比べて角度を付けて見たときの色の変化が大きいような気がしました。また最大の輝度が若干低いようにも感じられました。が、私の感覚で判断したことに過ぎないので、一般へのタッチ&トライが開始された際にはご自身の目でじっくり検証することをおすすめします。

内部はこのようになっているそうです。

背面のアラミド繊維はしっとりとした手触りで手のひらに吸い付くような感覚があります。

ガラスやアルミと比べてしまうとラグジュアリー感は少ないですが、シックな感じがして、こちらの方が好きという人は案外多そうです。

カメラはシングル構成です。カメラの下には指紋センサーがあります。

フレーム部はマグネシウム合金でできています。細かくは見ませんでしたが印象はアルミとそれほど変わらなかったと記憶しています。

外部インターフェースはUSB Type-Cジャックのみで、オーディオジャックやmicroSDカードスロットはありません。3.5mmイヤホン変換アダプタが付属します。

内蔵ストレージは128GBと大きめ。メインメモリーも6GBとトップクラスの容量となっています。加えて、2つの充電ICで熱源を分散して充電時の発熱を抑える「パラレル充電」というシステムが組み込まれたので、充電中の使用でもパフォーマンスが落ちにくくなっています。特にゲーマー仕様ということではありませんが、負荷が高くバッテリー消費の激しいゲームをやり込むときに安心してプレイできそうです。

ディスプレイ面は中央からなだらかに湾曲している珍しいタイプです。これをやってしまうとガラス素材の保護フィルムは貼ることができないのでアクセサリーメーカーからすると大迷惑でしょう。しかしシャープによるとこの湾曲が親指での操作を楽にしてくれるそうです。実際に使ってみたところそのような恩恵は特に感じられませんでしたが、単純な持ちやすさには貢献しているはずです。

プリインストールアプリはこのようになっていました。製品版では内容が変わるかもしれません。

ソニーのXperia XZ3はAndroid 9 Pieを搭載していながらAndroid 8.x以前のUIをそのまま採用していますが、AQUOS zeroではAndroid 9 Pieで実装された新しいナビゲーションシステムが適用されていて、新鮮味を感じることができます。

ユニークな機能としては自動で画面をスクロールする「スクロールオート」や、画面のふちをなぞるとスクリーンショットが撮れる「Clip Now」、シャープ独自の人工知能「エモパー」などがありました。従来モデルにも搭載されているシャープのオリジナル機能達です。

最後に外観と動作を収めた動画を掲載します。動きは非常に機敏で且つ安定しており不満はありませんでした。シャープの従来モデルよりもサクサクさが一段階アップしたような気がします。


ファーストインプレッション

とにかく軽さにフォーカスをあてた製品ということで、確かにその軽さには驚きがありました。形状も全体的に丸みがあって持ちやすい&握りやすい。ポケットにも入れやすいです。これだけでこの機種を選ぶ価値が見いだせます。持っていて疲れないというのは意外と大事です。

コアなターゲットはスマートフォンをハードに使っていきたい若い世代の男性になってくると思います。充電しながらでもパフォーマンスが落ちにくいというのが本当であれば、それはゲーマーだけでなく、スマホで長時間動画を見たりウェブブラウジングしたりする人にとっても助かる能力です。

国内ではソフトバンクが唯一取り扱うということで物珍しさもあります。発売後の評価に注目ですね。