イベントレポート

[レポ]静岡駅周辺の格安SIMショップを巡る vol.2

格安SIMについて実のところよくわかっていない筆者が、情報収集を目的に静岡駅周辺のショップを巡り、得た情報を気ままにアウトプットするという企画の続きです。前回の記事はこちらから → 静岡駅周辺の格安SIMショップを巡る vol.1

今回は、静岡パルコ6階にあるOAナガシマ(主に静岡県内で展開しているパソコンショップ)にお邪魔したときのお話です。

メイン業務はスマホ修理の受付ですがPCやスマホの周辺機器、それに格安SIMとSIMフリースマホもいくつか置かれています。

SIMはmineoとBIGLOBEモバイルの2つが売られていました。どちらも即日開通に対応していて、申込みから1~2時間程度で開通済みのSIMカードを発行してくれます。ほかにも申し込みに関する相談に応じてくれたり、初期設定のサポートやオプションサービスの追加手続きなどもしてくれます。

格安SIMは基本的にはネットで手続きして配達してもらうという流れで入手するものですから、店舗で即日発行してもらえるというのは嬉しいですし、その際に不明点を確認したりプランの相談ができるのは助かります。

ドコモなどの大手キャリアのショップでは即日発行や相談というのは当たり前のサービスですが、格安SIMの場合はこういったことをしてくれる店舗はわりと少ないみたいですね。「サポート店」などと呼ばれ、単にパッケージだけを販売する「販売店」とは区別されています。サポート店はmineoは静岡県に6店舗、BIGLOBEモバイルは4店舗しかありません。そのうちの1店舗が今回伺ったショップというわけです。

印象はなかなか良かったですよ。店員さんが1人しかいませんでしたが明るく人柄の良さそうな方で話しかけやすかったですし、PCショップの店員さんですからハードウェアやネットワークについても一通りの知識を持っていらっしゃる感じがして頼もしく感じました。

ただ、MVNOが直接運営しているショップではありませんし、格安SIMだけを専門にしているわけでもないので、ぐいぐいと提案してくれる感じではありません。こちらが質問したことに淡々と答える、調べながら対応する、そんな感じでした。ですから下調べをしてある程度格安SIMについて予備知識を蓄えた状態で、契約を前提に訪ねる感じのお店なのかなと思いました。

店員さんにmineoとBIGLOBEモバイルの特徴を聞いてみると、mineoはドコモ・au・ソフトバンクの3キャリアの回線に対応していて使う端末を選ばないで使えるのが魅力で、BIGLOBEモバイルは現在実施中の6ヶ月間毎月1200円引きになるキャンペーンがとにかくお得だと教えてくれました。

mineoは関西電力系のケイ・オプティコムという会社が展開している格安SIMのブランドです。現在のシェアは5位と、そこそこのポジションにいます(ちなみに1位は楽天モバイル、2位はIIJmio、3位はUQ mobile、4位がOCNモバイル)。

店員さんが教えてくれたように3キャリアの回線に対応しているのが強みとなっていて、スマホを買ったキャリアの回線を選んで契約すればSIMロック解除ができないスマホ(iPhone 5以前のiPhoneとか)をそのまま再利用できるということで、2017年と2018年の2年連続で「iPhone利用者シェアNo.1」を獲得しています。通信速度も格安SIMの中では安定している方だとか。最低利用期間が設定されていないところも良いですね。

ユーザー同士の密なコミュニティーが形成されているところも興味深いです。Yahoo!知恵袋のような交流サイト「マイネ王」ではユーザー同士が質問し合うことでとても濃い情報が蓄積されていて、わからないことがすぐに解決できそうです。また、余ったデータ容量を他のユーザーと共有して助け合える「フリータンク」というユニークなサービスもあります。面白いですね。

あとはサポート力。mineoはMVNOの中では実店舗での対面サポートに力を入れていて、先ほどのサポート店に加え、全国11箇所に独自の「mineoショップ」を設置しています。ここにはmineoの正規のスタッフさんが居るのでガッツリ相談できますね。展示端末も多そうです。

もうひとつのBIGLOBEモバイルはどうでしょうか。BIGLOBEと言えばインターネットのプロバイダーとして非常に有名ですよね。私も15年ほど前に利用していたことがあります。NECのプロバイダー部門が前身で、現在はKDDIの完全子会社として運営されています。格安SIMのシェアはmineoに続く6位。

KDDI傘下になって速度がかなり改善されたようですね。ドコモ回線とau回線が選べますが、特にau回線は格安SIMの中でトップクラスの速度と安定性を誇るのだとか。

その優れた回線を活用できるのが、月480円の「エンタメフリー・オプション」です。特定のサービスを利用した際の通信量をカウントしないので、通信量を気にしないで利用できます。

対応サービスはYouTube、YouTube Music、YouTube Kids、Google Play Music、Apple Music、AbemaTV、Spotify、AWA、radiko.jp、Amazon Music、U-NEXT。動画と音楽サービスに特化していますね。他の格安SIMにもカウントフリー系のサービスはありますがYouTubeに対応しているところはほとんどありません。ただ、画質が360p程度に制限されるのと、回線が混雑する時間帯は動画が止まってしまうという報告もあったりするので、どの程度使えるかは実際に利用してみないとわかりません。

店員さんが教えてくれたキャンペーンは、半年間料金が毎月1,200円引きされる「セレクトプラン値引き特典」のことです。たとえば「音声通話SIM 3ギガプラン」なら通常料金の1,600円から1,200円が引かれるので、半年間は月々わずか400円しかかかりません。また、どこの格安SIMも普通はかかる事務手数料3,000円が無料になりますし、MNPで契約すれば毎月の料金支払いに使える5,000ポイントがもらえます。エンタメフリー・オプションは3か月無料になります。新規契約時の特典がとても充実していますね。

7か月目以降は通常料金となりますが、最低契約期間が12か月間と比較的短いので、気に入らなければ解約も容易です。1年間のトータルコストは約1万円とリーズナブル。とりあえず試してみるかという気になります。

そしてこれはmineoも同じですが、2年目、3年目と料金が変わっていかないのが良いです。UQ mobile、Y!mobile、楽天モバイルは1年目は安いのですが2年目以降は大体1,000円ほど料金が上がってしまうんですよ。でもmineo、BIGLOBEモバイルは安いまま。自動更新もなし。安心できます。

欠点は標準で電話のかけ放題が付いていないことでしょうか。でもそのおかげで最低料金を下げることができていますし、付けたければオプションで付けられます。

と、全然まとまっていないですがまあこんな感じでした。

私はどちらかというとmineoに興味を惹かれました。公式サイトを見てもスタッフブログとかQ&Aとかが充実していますし、マイネ王やフリータンクなどサービスもユニークで、通信事業を熱心にやっているなという印象です。最低契約期間がなくいつ解約しても解約金がかからず、料金もずっと固定。この気軽さもグッドですよね。今後利用してみたい格安SIMのひとつとなりました。

次回はLINEモバイル、イオンモバイル、OCNモバイルあたりのお話をしようかなと思っています。

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