スマホ気になるニュース

5Gの電波割当が決定 / Amazonプライム会費突然の値上げ / LINEにトークスクショ追加 ほか

ここ1週間くらいの間で報じられたスマホ関連ニュースのなかで、これだけは知っておきたいというものをいくつかピックアップしてお届けします。

国内の5Gサービス開始の計画がより具体的に。LINEには実用性の高い機能がいくつも追加されました。

5Gの電波割当が決定

次世代移動通信システム「5G」で使われる電波周波数帯の割り当てが決定。電波を割り当てられたNTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルの4社には、同日に免許が交付されました。

把握しておきたいのは各社が5Gサービスを提供しようとしている時期です。ドコモは2020年春、KDDIは2020年3月、ソフトバンクは2020年3月頃、楽天モバイルは2020年6月頃に提供しようとしています。

5G対応のスマホも同じタイミングで発売されることになりそうなので、スマホ買い替えのひとつの大きなタイミングになると思います。

Amazonプライムの会費が値上げ

Amazonプライムの会費が値上げされました。5月17日以降の請求から値上げ後の料金が適用されます。

年払いの場合3,900円から4,900円への1,000円アップ、月払いの場合400円から500円への100円アップ(年間1,200円アップ)です。

上げ幅が大きいだけでなく、何の前触れもなく突然の値上げとなったため、多くの人が困惑したようです。一応、現会員にはメールでお知らせが送られています。

かつては送料が無料になるという特典だけでしたが、現在はビデオやミュージック、オンラインストレージ等の特典もあり、スマホでこれらを利用している会員も多いでしょう。多くの会員が影響を受けることになります。

LINEに新機能&新スタンプ

iOS版のLINEアプリに「トークスクショ」という新機能が追加されました。

トーク画面の指定した部分を画像として切り出す機能です。スマホ標準のスクショとは違い、1画面内に収まりきらない範囲のトークをひとつの画像として保存できます。必要に応じてトーク相手のアイコンをダミーの画像に置き換えることもできるので、トーク内容をシェアするのに役立ちます。

新しいスタイルのスタンプも販売開始されました。4文字の好きな文字をスタンプに挿入できる「カスタムスタンプ」です。

これまで、名前入りのスタンプというのはありましたが、自分で自由に名前をつけられるスタンプはありませんでした。後から名前を変更することも可能となっています。

LINE スターバックス カード提供開始

LINEアプリ内でスターバックスカードが使える「LINE スターバックス カード」が提供開始されました。

LINEアプリさえあれば使えるところがポイントです。スタバの公式アプリをインストールしたり会員登録する必要はありません。

LINE Payからチャージできるのも大きなメリットです。通常のモバイルスターバックスカードではクレジットカードしかチャージ方法がありませんが、LINE PayならコンビニのレジやATMからでもチャージできます。

シャープが折り畳みディスプレイを参考出展

シャープが、スマホへの利用を想定した折り曲げ可能な有機ELディスプレイを公開しました。

今年のスマホのトレンドはフォルダブル、つまり折りたたみ式だと言われています。海外メーカーが先行していますがシャープもしっかり追随していく形です。

ただ、これを組み込んだ製品はまだ発表されていませんし、現時点では商用化すら未定の状態です。シャープが自ら開発する可能性もあるし、他社にディスプレイを供給する可能性もあるとのことで、いずれにせよ搭載製品が登場するのはまだまだ先になりそうです。

参考出展された端末はAQUSO zeroがベースになっており、サイズは6.18インチと、現在発表されている他社の同種の端末に比べて小型なのが印象的です。

ディスプレイが内側に収納されるように筐体を折りたたむことができ、折りたたむとまるでコンパクトミラーのような雰囲気になります。次世代スマホの片鱗が見え隠れする非常に興味深いデザインだと個人的に思います。

しかし繰り返しますが実際の商用化は未定です。サイズはタブレット並に大きくすることもできるし、外側へ露出するように折りたたむことも可能ということで、実際にはどのような形で世に出されるかは分かりません。