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iPhoneのLINEがダークモードに対応 Android版を含めて使い方や解除方法などを理解する

iPhone(iOS)版LINEアプリが、1月6日より配信された最新版「バージョン9.19.0」にてダークモードに対応しました。

この記事では、先に対応していたAndroid版を含め、LINEアプリでダークモードを使う方法、解除する方法、そもそもダークモードとは何か、ダークモードのメリットなどについて情報を集め、整理してお届けします。

LINEが突然真っ黒に?その理由は「ダークモード」がオンになったから

ある日を境にLINEのトーク画面やホームが黒背景になってしまい、いつもと違う見た目に困惑している人、見づらくて困っている人、いらっしゃると思います。

突然LINEアプリが黒く表示されるようになった理由は、LINEアプリの最新版が新たに「ダークモード」に対応したからです。自動アップデートによりLINEアプリが最新版に更新されたことにより、意図せずダークモードが有効になってしまったというわけです。

ダークモードを無効/有効にする方法

LINEアプリのダークモードはスマートフォンのシステムと連動しています。つまりスマートフォン本体の設定でダークモードをオン/オフすることで、LINEアプリのダークモードも自動的にオン/オフされます。

Androidスマホのダークモードを解除する

1 設定アイコンをタップしてスマートフォン本体の設定画面を開きます。

2 「ディスプレイ」をタップします。

3 「ダークテーマ」をタップしてチェックを外します。


iPhoneのダークモードを解除する

1 設定アイコンをタップしてiPhone本体の設定画面を開きます。

2 「画面の表示と明るさ」をタップします。

3 「ライト」をタップします。


ダークモードが解除されると白基調の画面に切り替わります。その状態でLINEアプリを立ち上げてみてください。LINEアプリもダークモードが解除され、見慣れたいつもの配色に戻っているはずです。

なお、上記と全く同じ手順でダークモードを再び有効にすることができます。

システムとの連動を解除する方法

スマートフォン本体のダークモードは今まで通り使いたいのだけど、LINEのダークモードだけ解除したいという場合、スマートフォン本体の設定とLINEの設定の連動を切ってあげればよいです。

Androidスマートフォンの場合

1 LINEアプリを立ち上げ設定アイコンをタップし、LINEアプリの設定画面を開きます。

2 着せかえをタップします。

3 「ダークモードでは「ブラック」着せかえを適用」をタプしてチェックを外します。


iPhoneの場合

iPhone版LINEアプリではAndroid版のような設定項目は用意されていなく、システムとの連動を解除することができません。

代替策として、LINEアプリの着せかえ機能を使い、好みのデザインに変更する方法が推奨されています。たとえば「ホワイト」を適用すると白基調の配色となり、印象や見やすさが標準のスタイルにだいぶ近しくなります。

1 LINEアプリを立ち上げ設定アイコンをタップし、LINEアプリの設定画面を開きます。

2 「着せかえ」をタップします。

3 「マイ着せかえ」をタップします。

4 「着せかえショップへ」をタップします。

5 画面上部の「おすすめ」タブにて「ホワイト」をタップします。
※ダウンロードは無料です。

6 「ダウンロード」をタップします。

7 「今すぐ適用する」をタップします。


「ホワイト」適用後は下の画像のような配色になります。もちろん、その他のお気に入りの着せかえを適用してもOKです。

もし着せかえを変更したのに適用されない場合は、着せかえを一旦他のものに変更してみたり、LINEアプリの再起動を試してみてください。

そもそもダークモードとは何か?利点は?

昨年トレンドとなったスマートフォンのダークモード。オンにすると画面の明るい部分と暗い部分が反転し、黒基調の画面表示に切り替わります。

スマートフォンのダークモードには、「暗がりでは白基調の画面よりも目に優しい」「夜間は健全な眠りを妨げない」、「有機ELディスプレイを搭載したスマートフォンでは消費電力の面で有利」などの効果をもたらすとされています。

AndroidスマートフォンではAndroid 10以降、iPhoneではiOS13以降を搭載した端末でダークモードを有効にすることができます(Androidスマートフォンの場合OSのバージョンを問わず使える機種もある)。ただし、ダークモードが適用されるのはスマートフォンのシステム部分と、ダークモードに対応している一部アプリのみとなっていて、非対応のアプリは通常通り表示されます。

LINEにおいては、Android版が2019年10月1日に配信されたバージョン9.17.0でダークモードに対応。iOS版はこれまでダークモードに対応していませんでしたが、2020年1月6日に配信されたバージョン9.19.0でダークモードに対応しました。スマートフォン本体の設定でダークモードを有効にした状態でLINEアプリを開くと、LINEアプリも連動してダークモードで表示される仕組みです。

LINEアプリ”ダークモード”の感想

内容は悪くないと思います。ただ、もう少しわかりやすい形で周知すべきだったのかなと思います。突然LINEが真っ黒に表示されて驚いたり困ったりした方が少なからずいたようです。アップデート後、最初の起動で何かしらの案内を表示すべきだったかもしれません。

iPhone版についてはシステムとの連動を解除する設定が用意されていないことは大きな問題です。早めの改善を期待しましょう。