KDDIは、auのAndroid搭載端末向けの法人向けセキュリティ管理サービス「KDDI 3LM Security」を2011年11月より提供することを発表しました。同サービスの個人向けサービスも2011年秋より開始する予定です。
KDDI 3LM Securityは、従来のアプリケーションレベルでは実現できなかった「メモリの暗号化」、「デバイス管理」、「アプリケーションの配信管理」など、強固なセキュリティ機能をOSレベルで実現するサービスです。
具体的な機能は以下のとおりです。（法人向けサービスの機能）
- 端末のリモートロック、リモートワイプ
- アプリケーションデータ、SDカードデータの暗号化
- カメラ、ワンセグ、FeliCa、赤外線などのデバイス制限
- 高度なパスワード設定
- リモートでのアプリケーション配信
- エンドユーザーによるアプリ削除制限などのアプリケーション管理
- アプリケーションのホワイトリスト/ブラックリスト設定
- デバイス情報の取得
- VPN接続、Exchange連携
対応機種は現在のところ「SIRIUS α IS06」、「G’z One IS11CA」、「EIS01PT」の3機種となっており、これは今後順次拡大される予定です。
個人向けには法人向けサービスの一部機能制限版が提供されるものと思われます。OSレベルでのセキュリティ管理ということで、高い安全性が期待できます。
情報元：KDDI
