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ドコモ、スマホで課金できる自転車共同利用システムを年度内に外販

ドコモ、共同自転車

ドコモ、共同自転車

ドコモはスマートフォンで課金できる自転車共同利用システムを開発し、2011年度中に外販します。日本経済新聞が報じています。

「サイクルポート」と呼ばれる自転車を管理する装置を駐輪場に設置し、これにおサイフケータイに対応したスマートフォンをかざすことで、会員登録やクレジットカード課金ができる仕組みです。サイクルポートには携帯電話回線が組み込まれています。

専用アプリを使うことで、ポートの位置の把握や、利用できる自転車の台数の確認が可能です。アプリにはポートへのナビ機能も搭載されています。

11年度中に約5自治体に納入する方針で、自治体のほかマンションでの共同利用なども見込まれています。既に横浜市と共同実験を開始しており、みなとみらい地区を中心に20カ所のポートが設置済み。30分100円の利用料金でサービスを提供しています。

さらにドコモは、GPSと携帯電話回線を組み込んだ自転車も開発しています。これはポートがなくても自由に乗り捨てできる自転車で、地図アプリを使うことで利用できる自転車の位置を検索することも可能です。主に企業向けに外販し、2~3年内に約1,000台の販売を目指すとしています。

 

実際に使ってみないことには詳細は分かりませんが、便利そうだしエコっぽいしでなかなか良さそうですね。焦点は「スマートフォンのおサイフケータイ機能を使ったサービスの拡充」でしょうか。今後しばらくはNFCとの連携が取れないでしょうから、おサイフケータイに対応した国産スマートフォンの需要が高まりそうです。(LGがおさいふケータイ対応モデルを今冬にリリースするという話もありますが。)

情報元:日本経済新聞WEB刊