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Android 2.3(Gingerbread)を搭載した「Nexus S」が公式に発表された

Nexus s

Android 2.3(Gingerbread)を搭載した「Nexus S」がGoogleから公式に発表されたようです。

Nexus s

発売日は米国で2010年12月16日、英国では2010年12月20日とのこと。噂にあったデュアルコアCPUは残念ながら非搭載のようです。GingerbreadはマルチコアCPUに最適化されているという話でしたので、その辺りの恩恵がどう出てくるかが見ものと考えていただけにとても残念ですが、まあ直ぐに他のメーカーから発表されるんじゃないかと期待しています。それにしてもこのNexus S、売れそうです。

細かな仕様などの話は他のサイトにまかせるとして、私としてはGoogleがどういう位置づけでこの端末をリリースしたのかということが気になっています。Nexus Oneと同じく、今後しばらくの代表的なフラグシップモデルという位置付けなのでしょうかね。そういえばGoogleはNexus Oneの後継機はリリースする予定は無いと言っていましたが、Nexus Sが後継機では無いとすると、”Nexus”という冠は単にGoogleが直接リリースする端末に与えられるブランド名であって、何か共通した理念に沿って開発されていくものではないということを示唆しているのかもしれません。

また、Nexusの冠を持つ端末をsamsungが手がけたということにも面白みを感じています。国内でGalaxy Sが発売されたときの反韓的な罵倒は凄まじいものがありましたが、そうした反韓感情の強い人で、且つ三度の飯よりガジェットが好きな人の場合、やっぱり購入しないんでしょうか、するんでしょうか。実にくだらないことなんですけどね、妙に気になったりします。私としては、携帯産業においては国をあげて取り組んでいる韓国には現状敵うはずが無いと考えていますから、変に罵倒するようなことは逆にみっともないと思うんです。結局のところまだまだ韓国は発展途上なところが多くあるわけで、数年後には日本のメーカーが作る細かな気配りとクオリティーの高さが光る端末がやっぱり一目置かれることになると思うんです。

話が脱線しましたが、何にせよいろんな意味で話題の尽きない、面白い端末になってほしいものです。