先日発売されたMSY製のXperia acro HD／Xperia NX用ハードケースを入手しましたのでレビューをお届けします。と言っても私自身、まだXperiaを購入していないので、ドコモショップに潜入してのモックでの検証となります（苦笑）。
今回MSYから発売された製品はXperia acro HD用が4種類、Xperia NX用が2種類となります。それぞれの特徴、および価格は以前投稿した記事にてご確認いただけます。
はじめにXperia acro HD用から。Xperia NX用は後編です。
同梱品はケース本体、スクリーンプロテクター（液晶保護フィルム）、クリーニングクロスの3点。これはacro HDとNX用で共通の内容です。保護フィルムは別途購入する人もいるでしょうが、ケースにもついてくると予備として嬉しいです。クロスはこんな小さなものでも、有るのと無いのとでは大違いです。フィルムを貼る際や普段のお手入れで重宝します。
本体への装着はとても簡単です。ボタン類の集まる右側面を入れてから、逆サイドをケースに押しこむだけでスルッと入ります。入った後は本体のベゼル部分（ディスプレイ脇の枠）をしっかりと包み込み、ちょっとやそっとでは外れなくなります。寸法はジャストサイズで、ケースの中で本体が動いてしまうことはありませんでした。
多少の個体差はあるかもしれませんが、カメラやスピーカー、サブマイクのための穴は本体とズレることなく開けられていました。
Xperia acro HD用のケースは、ケース下部を着脱できる仕組みになっています。これによって、acro HDに付属の卓上ホルダを利用するときにも対応できます。本体にケースを装着した状態から着脱可能で、慣れると簡単に外せるようになります。
上面と底面です。
側面です。SDカードスロットおよびSIMカードスロット部分はケースで覆われます。頻繁にアクセスするところではないので別段支障はありません。ボタン類は、押しやすいように穴が広めに開けられています。が、ハードケースはどうしてもボタンが押しにくくなります。
細部の紹介はこんなところです。ここまでに素材として使ったオレンジ色と青色のケースは、どちらも「Web Case Ice Ver.」という製品です。半透明でacro HD本体が透けるようになっているのに加え、全体に丸い窪みが配されていて、差し込んだ光が反射して清涼感のある雰囲気を出しています。表面はスベスベしていて手触りも良いです。
このほか、「Web Case」という透明感のないマットなタイプや、ドット柄の無いスッキリとした「Crystal Case」、「Velvet Case」があります。特に「Velvet Case」は大変特徴的な製品で、特殊なラバーコーティングによりベルベットのような深い光沢を放ちます。個人的には一番好きなデザインです。
Xperia NXの場合は本体デザインの完成度が非常に高いので、いかに素の美しさを損なわないかがポイントになってきます。そういった意味では透明素材の「Crystal Case」は見事に適合します。
Floating Prismもしっかりと透けて見えます。ケースの色を拾って普段とは違った雰囲気で発光します。
上面、底面です。”角”はしっかりと保護されます。
側面です。Xperia NXはボタン類の凸度が比較的大きいので、acro HDの時と比べて押しやすさは維持されます。
Xperia NX用にはもう1種類、「 Web Case Ice Ver.」という製品があります。
背面に細かなドットが入っています。しかしFloating Prism部分にはドットが入っていないので、発光を妨げることはありません。
総評
毎回同じ評価になってしまいますが、やはりMSY製はデザイン性がずば抜けて高いです。オーソドックスにシンプルにキメることもできるし、個性的なデザインを選択することもできます。なにより、Xperiaシリーズの素のデザインを壊さないところが良いです。作りもしっかりしていて、本体にジャストフィットします。値段は少し高めですが、完成度や質感を求めるのであればベストチョイスだと私は思いました。
for Xperia acro HD｜MSY PLUS
http://msyplus.com/?mode=cate&cbid=840565&csid=7
for Xperia NX｜MSY PLUS
http://msyplus.com/?mode=cate&cbid=840565&csid=8
協力：MSYgroup
