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ドコモ、「ドコモクラウド」を発表、オンラインストレージなど新サービスも開始

ドコモクラウド

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NTTドコモは5月16日、同社クラウドサービスを総称し、「ドコモクラウド」の名称で展開すると発表しました。またこれにあわせて、「しゃべってコンシェル」「dマーケット」の機能拡充、および新サービス「メール翻訳コンシェル」「フォトコレクション」の提供を2012年6月より順次行うと発表しています。

「しゃべってコンシェル」は、「調べたいこと」や「やりたいこと」などをスマートフォンに話しかけると、その言葉の意図を読み取り、サービスや機能の中から最適な回答を画面に表示するというものです。今回、ユーザーの問いかけに対して、インターネットの情報を基にクラウド上で推定した「回答そのもの」を表示するよう、機能拡充されます。これにより、知りたい答えをより素早く、簡単に得られるようになります。2012年6月の提供開始が予定されています。

「dマーケット」の機能拡充として、マルチデバイスに対応します。「VIDEOストア」「MUSICストア」「BOOKストア」「アニメストア」の利用やコンテンツの購入を、複数のスマートフォン・タブレット間で共有できるようになります。2012年8月の提供開始が予定されています。

新たに提供されるサービスのひとつ、「メール翻訳コンシェル」は、メールやSNSなど文字のコミュニケーションにおいて、メッセージをクラウド上で自動翻訳して相手に送信できるサービスです。入力した日本語の文章をクラウド上で外国語に自動翻訳し、メッセージを送信できます。また逆に、受信した外国語のメッセージを日本語に翻訳することも可能です。本サービスはアプリの形で提供され、Google Playストアから無料でダウンロードすることが可能です。対応機種はAndroid2.2以降を搭載したドコモスマートフォン・タブレット(一部機種除く)。配信開始は2012年6月1日となっています。

※Galaxy Nexus SC-04Dはアップデート後対応。ただしアップデート提供時期は未定。

もうひとつの新サービス「フォトコレクション」は、写真や動画を5GBまで無料でクラウドに保存できるストレージサービスです。スマートフォンで撮影した写真・動画や、パソコンに保存している写真・動画が自動的にクラウドにアップロードされ、パソコンを含む複数のデバイスからアクセスが可能です。外部サービス「Evernote」「Eye-Fi」「ハイカム」との連携も可能で、各サービスで保存された写真・動画を一括で閲覧、整理できます。本サービスも同様にアプリの形で提供されます。利用料は無料。対象機種は、2012年夏モデルのドコモスマートフォン・タブレット、および発売後にAndroid4.0にアップデートを行った機種(Galaxy Nexus除く※)。パソコンでは、Windows XP/Windows Vista/Windows 7搭載機となっています。提供開始時期は2012年8月です。

情報元:NTTドコモ