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TridentCase製の”耳かけ式”ステレオ・イヤホンマイクを試す

TridentCase製の「音楽携帯用ステレオ・イヤホンマイク」を紹介します。

”TridentCase”はiPhoneやXperia、Galaxyシリーズなど主に海外メーカー製端末の保護ケースを製造するメーカー。日本の販売サイトもありラインアップが徐々に拡大してきています。当ブログでも何度か”タフネスケース”を紹介させていただいています。

今回試すのはスマートフォンや他の音楽プレイヤーで使用可能なステレオ・イヤホンマイクです。「両耳用」と「片耳用」があります。

パッケージはこんな感じ。

こちらは両耳用。コードの長さは全体で1mmです。

先端は天然木材が使われているらしく、なかなかの高級感です。イヤピースは少し大きめ。

耳かけ式になっていて耳によくフィットするだけでなく、思わぬ落下も防止してくれます。

また、ジョイント部分は2重回転関節の構造になっていて可動域が広く、さまざまな耳の形状に調節可能となっています。

面白いのはこの”こぶ”から上の11cmのコード。通常の2倍程度の太さになっていて、指でつまむと中が空洞であることがわかります。

この部分は聴診器の原理を使った「エアチューブ構造」になっていて、頭部に被曝する高周波電磁波放射を大幅に低減してくれるそうです。電磁波を気にされる方には良いかもしれませんね。音質がクリアになるという利点もあるそうですよ。

コードの中腹にはクリップとコントローラ&マイクが付いています。マイク内蔵なのでこのままハンズフリーで通話ができます。コントローラは通話/終話や、音楽の再生/停止が行えます。

2本のコードを束ねるパーツも付いていて、コードが絡まるのを防ぐことが出来ます。

プラグ部分です。ストレートタイプで、結構大きめです。金属調のデザインがクールです。

装着時のサンプルです。

こちらは片耳用です。片側しかない以外は仕様は同じです。

片耳用は、通勤中や仕事中など、何かをしながら聴きたい時に便利です。

総評

スマートフォン用ヘッドセットで「耳かけ式」というのはそもそも数が少なく、それだけで貴重な存在と言えると思います。手元でのコントロールもできて、最低限の機能はちゃんと用意されています。その上で、エアチューブ構造や2重回転構造といった利用者に優しい工夫が施されている点は評価できます。

音質については私に優劣を評価するだけの知識がないので無評価とさせていただきますが、決して悪くはないと思われます。

デザインは木目柄と金属が重厚感や高級感を演出していて、気分良くサウンドを楽しむことができそうです。しかし作りがしっかりとしている分、各パーツが少し大きめで、全体的にちょっとゴツい印象を受けます。そういった意味では、女性よりも男性に適した製品と言えそうです。

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