アップルは現地時間9月12日、iPhone 5の発表に合わせ、同社モバイル向けOSの新バージョン「iOS6」を発表しました。
iOS6では、アップルオリジナルの新マップの採用、Siriの機能拡大・多言語化、FacebookとのOSレベルでの統合、Safariのフルスクリーンモード・iCloudタブの実装、FaceTimeの3G対応、メールのVIPリスト設定機能の追加、Passbook機能の追加、iTunes StoreとApp Storeのデザイン刷新などが行われています。
マップについては、従来のGoogle Mapsではなく、アップルオリジナルのものが採用されます。ベクターベースのエンジンを使い拡大時などの表示が美しくなるほか、3Dビュー機能や、音声によるルート案内機能も実装します。
音声認識サービス「Siri」では、スポーツのことが分かるようになり、話しかけるだけで過去の試合結果等を教えてくれるようになりました。
新しく追加された機能に「Passbook」というものがあります。これは、搭乗券、映画のチケット、お店のクーポン、ポイントカードなどを、すべて一か所にまとめておけるというもの。画面上にバーコードが表示され、それをスキャンすることで空港でチェックインしたり、映画館に入場することなどができます。
iOS6は、iPhone 3GS/4/4S/5/iPod Touch（第4,5世代）/iPad2/新しいiPadに提供されます。提供は9月19日から開始されます。
情報元：Apple
