楽天は11月1日、Android4.0ベースの7インチタブレット「kobo arc」を近日発売予定であることを明らかにしました。
Kobo arcはプラットフォームにAndroidを採用したタブレット端末で、日本では未発売であったKobo Voxの後継機にあたります。OSバージョンはAndroid4.0で、1.5GHzデュアルコア(TI OMAP 4470)や1GB RAMなどを搭載。Kobo Voxでは非対応だったGoogle Playへの対応も果たしています。
ディスプレイは7インチWXGA(1280×800)のIPS液晶を採用。前面に130万画素カメラも備えます。
価格は明らかにされていませんが、米国での販売価格は8GBモデルが200ドル(約16,000円)、16GB版が250ドル(約20,000円)と、”安さ”も魅力的な製品です。ライバル製品としてGoogleのNexus 7、アマゾンのKindle Fire HD、アップルのiPad miniなどがあります。
端末の発表と同時に、Android/iOS向けの”koboアプリ”も近日リリース予定であることを明らかにしています。kobo端末以外のスマートフォンやタブレットでもKoboの書籍コンテンツが利用可能となります。
なお楽天はこの日、Kobo端末の新モデルとして、フロントライト搭載の6インチE Inkディスプレイを採用した「Kobo Glo」と、5インチのE Inkディスプレイを採用した「Kobo Mini」の国内発売を発表しています。Kobo Gloは11月15日、Kobo miniは12月中旬に発売される予定です。
海外で発売されているKobo arcのスペック
- ディスプレイ:7.0インチ WXGA(1280×800) IPS液晶
- OS:Android4.0 Ice Cream Sandwich
- CPU:1.5GHzデュアルコア(TI OMAP 4470)
- RAM:1GB
- ROM:8GB/16GB
- カメラ:130万画素フロントカメラ
- 連続駆動時間:Wi-Fi非使用状態での通常用途で約10時間
- その他:Google Play対応、SRS TruMedia ステレオスピーカー内蔵
情報元:楽天