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ジャパンディスプレイのスマホ・タブレット向け新型ディスプレイは左右額縁1.0mm、モジュール厚0.96mm

11月2日まで横浜で開催されていた「FPD International 2012」にてジャパンディスプレイがスマホ・タブレット向けの新型ディスプレイを展示していましたが、その模様をDigInfoが動画に収め公開しています。

展示されていたのはジャパンディスプレイが10月18日に発表した”イノベーションビークル”と呼ばれる最先端ディスプレイのプロトタイプ。スマートフォン向けのものは5インチフルHD(1920×1080)でピクセル密度は438ppi。タブレット向けのものは7インチWQXGA(2560×1600)でピクセル密度431ppi。どちらも非常に高精細なディスプレイとなっています。

ジャパンディスプレイは今年の10月より5インチフルHD(1920×1080)液晶ディスプレイの量産出荷を開始していますが(auのHTC J Butterflyの一部個体で使われているらしい)、今回の新型ディスプレイではさらに、省電力化技術「WhiteMagic」や内蔵タッチパネル技術「Pixel Eyes」、広視野角と高コントラストが特徴の新IPS技術「IPS-NEO」などの最新技術が搭載されており、一回り進化しています。

驚くのは額縁の狭さとパネル自体の厚みです。スマートフォン向け製品では左右額縁1.0mm、モジュール厚0.96mmを実現しています。端末のさらなる挟額縁化、薄型化に貢献するものと思われます。

今のところ商品化は未定で、来年以降順次量産できればいいと思っているということです。

情報元:DigInfo