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シャープ、約8倍の高感度を実現したタッチパネルを開発、来年3月より量産

シャープタッチパネル開発

シャープタッチパネル開発

シャープは12月10日、高感度技術を搭載し、ペン入力やマルチタッチ操作が可能なタッチパネルシステムを開発したと発表しました。

多数のセンサーを同時に検知処理できるシャープ独自の並列駆動方式が採用されており、現在一般的に採用されている逐次駆動方式に比べてS/N比で約8倍の高感度が実現されています。これにより、業界最小径となる「ペン先約2mmの入力」や、手袋を着用したままでのタッチ操作などが可能となっています。

パネルタイプは静電容量式で、適用画面サイズは5型、7型、20型、60型の4種。5型はマルチタッチ点数が5点で、ほかは10点となっています。全てのサイズでタッチパネル用のユーザーインターフェースが共用できるので、ソフトウェアの開発負担を軽減できるとしています。

量産開始時期は2013年3月15日。サンプル出荷は5型のみ2013年1月31日で、他は2012年12月15日からとなっています。

情報元:シャープ