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パナソニック初のスマートフォン「P-07C」は20代女性向けのキュートなやつ

NTTドコモから2011夏モデルとして登場予定の、パナソニック初となるスマートフォン「P-07C」のパンフレットが流出しています。

これによるとP-07Cは20代の女性をメインターゲットに据えた美しいデザインと使いやすいインターフェースを備えた端末だということです。

これまでのスマートフォンには無かった形状と色使いがされています。女性をターゲットにすると、「丸み」とか「ワンポイントアクセント」とかが強調されるんですよね。まるでこれまでのケータイさながらのデザインで、取っ付きやすさはあると思います。

見た目に反してディスプレイサイズは大型の4.3インチを採用としています。寸法は明らかにされていませんが厚みもありそうです。

タッチスピードセレクターというオリジナルのインターフェースを搭載しています。ケータイでよくあるクルクル回して操作するコントローラーを再現したものだということです。これによって片手での操作も苦ではなくなるそうですよ。

デコレーションとか女性は本当に好きですよね。ぶっちゃけてしまうとアプリでどうとでも出来るのですが、「簡単に試せる」というところが肝心だと思います。こういうのが有ると無いのとでは食いつきが全然違うと思います。

面白いと思ったのはFuture Plusというソーシャルハブのような機能です。電話、メール、Twitter、mixi、Facebook、天気、音楽、グルメ、ニュースといった情報を、一箇所でまとめて見ることができるというもので、これはこれで便利だと思うのですが面白いのは実はその先です。このアプリを使うとポイントが貯まっていき、たまったポイントで壁紙やデコレーション用のキャラクターなどと交換ができるようになっています。まるでモバゲーとかGREEとかそういうノリでコミュニケーションもデコも楽しめちゃうわけですね。

その他のスペックですが、OSはAndroid2.3(Gingerbread)、搭載CPU、搭載メモリー、端末サイズ、重量は不明です。ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信は搭載されているそうです。カメラは500万画素でフラッシュ搭載、電池容量は1,400mAhのようです。カラーはブラック、ホワイトの2色展開です。

続々とスマートフォンが登場する中で、”スタンダード”路線から一歩踏み外して新しいニーズを掴んでいこうとする姿勢が垣間見えます。スマートフォンが一般の人にもっと受け入れられ、より汎用的になっていくためにも、女性を中心に一定の人気が出ることを個人的には期待しています。