GoogleはAndroid搭載端末を対象に、新しいGoogleマップアプリの配信を開始しました。Android4.0.3以上を搭載した端末が対象で、今後数週間にわたって順次適用されます。iPhone、iPad 向けにも近日中にApp Storeで提供が開始される予定です。
新バージョンのGoogleマップアプリでは、デザインの刷新と検索機能の大幅強化が行われています。
検索機能の強化ではまず、画面上部の検索窓から直接「周辺スポット」を検索することができるようになりました。現在地付近にあるお店や観光スポットなどを、「食べる」「飲む」「買う」などのカテゴリーから簡単に探すことができます。
お店の「評価システム」も刷新されました。口コミサイトなどで広く使われている「5 つ星での評価システム」が導入され、お店の人気具合など素早く確認することができるようになっています。
車・電車・徒歩のナビゲーション機能も強化され、目的地までの最適なルートが「交通状況に応じて」自動的に表示されるようになりました。
なお、今回のバージョンアップに伴い、「チェックイン」と「Google Latitude」の提供が終了となります。8月9日をめどにAndroid版モバイルGoogleマップのアプリから削除され、iOSアプリはApp Storeから削除される予定。Googleはこれら2つに類似する機能をGoogle+で提供しており、今後はこちらに絞って提供されることになります。
また、Googleマップアプリで「マイマップ」機能が一時的に使えなくなります。今後提供される新しいバージョンで対応する予定。パソコン版Googleマップではこれまで通り利用できます。
情報元：Google
