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アマゾンの次期Kindle Fire HDは新Nexus 7よりも高性能だが重くて厚い?スペック情報が流出

次世代Kindle Fireのスペック流出

次世代Kindle Fireのスペック流出

海外サイトBGRが、信頼できる情報筋からの話としてアマゾンの新型Kidle Fireについての情報を掲載しています。

前回BGRが報じた内容では、新型のKindle Fireは、「新型Kindle Fire」、「新型Kindle Fire HD」、「新型Kindle Fire HD8.9」の3モデルが用意され、ディスプレイの解像度が向上し、本体デザインも刷新。今年の秋に発売されるということでした。

今回は「新型Kindle Fire HD」の詳細情報について伝えており、ディスプレイは7インチWUXGA(1,920×1,200)ディスプレイに、チップセットはKrait 400 CPUとAdreno 330 GPUを内蔵する「Snapdragon 800」を採用。CPUは4コアで、2GHzで動作するそうです。

また、メモリーは2GBに。内蔵ストレージは16GB/32GB/64GBの3タイプ。カメラは前面にのみ搭載。本体の重さは13.9オンス(約394.1g)で、厚さは0.5インチ(12.7mm)に。OSはAndroidをベースにアマゾンが独自に手を加えたものになりますが、テスト機ではAndroid4.2.2 Jelly BeanベースのOSが動作していたとのことです。

Kindle Fire HDの上位機種にあたる「Kindle Fire HD 8.9」の新モデルのスペックも同時に公開されています。

ディスプレイは8.9インチ2,560×1,600ピクセル。プロセッサ、メモリーは同じSnapdragon 800、2GB。カメラは前面カメラのほか800万画素の背面カメラも搭載するそうです。重さは20オンス(約567.1g)、厚さは0.75インチ(約19.1mm)になるそうな。

先日発表されたGoogleの新型Nexus 7はプロセッサにSnapdragon 800よりも下位の「Snapdragon S4 Pro(APQ8064)」を採用していますので、今回の情報が正しければ、新型Kindle Fire HDシリーズは新型Nexus 7よりも高性能なプロセッサを搭載しているということになります。8.9インチ版に至っては、ディスプレイもより高精細になります。

ただし、7インチ版でも本体の重さは約400gもあり、さらに厚さも12.7mmと厚いため、手軽さや持ち運びやすさという点ではKindle Fire HDは大きく劣ります。

アマゾンKindlre Fireと純粋なAndroidタブレットでは用途がだいぶ異なるので、スペックだけで比較するのもナンセンスな気がしますが、ひとつの目安にはなります。

情報元:BGR